掲載日:2021/02/10  更新:2021/02/10

「メディカルアロマ」とは?国家資格?民間資格?

アロマテラピー関連の資格取得を検討する時にまず気になるのが、「どこで資格を取得すればいいのか」ということではないでしょうか。もしもアロマの国家資格があるのであれば、民間資格よりも信頼性の高い国家資格を取得したいと思われる方も少なくないかもしれません。

アロマテラピー関連の資格取得を検討する時にまず気になるのが、「どこで資格を取得すればいいのか」ということではないでしょうか。もしもアロマの国家資格があるのであれば、民間資格よりも信頼性の高い国家資格を取得したいと思われる方も少なくないかもしれません。
しかし残念ながら、2021年現在、日本にはアロマの国家資格はありません。そのため、アロマの認定資格を取得したいのであれば、民間の協会から選択することになります。

メディカルアロマとはどのようなもの?国家資格?

メディカルアロマセラピーは、リラクゼーションを目的とした一般的なアロマセラピーとは違います。心や身体の不調、機能改善を目的とした代替医療と言われています。病院・福祉施設をはじめとする医療現場などに取り入れられており、処置を行うのがメディカルアロマセラピストとなります。

「メディカルアロマ」と「アロマ」について

リラクゼーション目的で精油を用いるのが「アロマテラピー」で、精油の薬理作用を治療に役立てるのが「メディカルアロマテラピー」とする説や、イギリス式はアロマテラピーで、フランス式がメディカルアロマテラピーだと主張する説など、協会によってさまざまな意見があり、「メディカルアロマテラピー」の定義は曖昧です。
日本の医療現場で実践可能であるのは、イギリス式のアロマテラピーです。日本の法律では、精油は薬としての認可を受けていないため、治療としてアロマテラピーを行うことは違法にあたります。イギリス式のアロマテラピーは、精油を治療薬として用いるのではなく、治療を補完する自然療法として発達した背景があります。(ホリスティックアロマテラピーと呼ばれる場合もあります。)

患者や家族の心のケアがますます重要視される中で、アロマテラピーは人を支える補完療法として臨床の場で導入されるケースが増えてきていますが、日本では法規や医療事情を鑑み、ホリスティックアロマテラピーが選択されることが多くなっています。
フランス式のアロマテラピーでは、精油は感染症など、身体のマイナートラブルや慢性疾患に対する治療薬として薬局で処方されることもあります。医師法に基づいて精油の処方箋を医師が作成し、調剤するのは薬剤師であり、アロマセラピストではありません。
日本の場合、医師に限り精油の処方が可能とされています。しかし、ハッカ油、ケイヒ油、オレンジ油など、一部日本薬局方に収載されている精油数種類を除いて精油そのものは薬や薬の材料としての位置づけにないこと、そして、処方に必要な知識を持つ医師がほとんどいないことから、医療現場で導入されることは稀となっています。
ですので、日本における「メディカルアロマテラピー」とは、臨床現場における補完療法としての位置づけであると言えるでしょう。

「メディカルアロマ」の資格の種類はどのようなものがある?国家資格はある?

アロマセラピーは一般の人も広く楽しめるのに対し、メディカルアロマセラピーは代替医療の一つとして、医療や福祉の現場で導入されているものです。ですので、メディカルアロマセラピーを扱うメディカルアロマセラピストは、医療現場やサロンにおいて精油を用いた処置を行う有資格者を指しています。

メディカルアロマセラピスト

日本アロマセラピー統合医学協会が認定する資格が、メディカルアロマセラピストです。協会が指定するスクールで、6カ月程度の講義と実習を修了することにより資格を取得することができます。講習費用は40万円~50万円が一般的です。受験資格は特にありません。

日本メディカルアロマテラピー協会 認定アドバイザー

日本メディカルアロマテラピー協会(JMAA)が認定する資格には、認定2級メディカルアロマテラピストと上位資格の認定1級メディカルアロマテラピストがあります。
いずれの場合も教育課程を修了後、認定試験を受ける必要があります。MAA本部や支部、提携スクールで受講することもできますが、通信教育によっても学ぶことが可能です。通信教育と受験費用を合計すると、2級の資格には5万円、1級の資格には8万円ほどかかります。
受験資格は特にありませんが、1級のテストは2級に合格した人のみ受験が可能です。

「メディカルアロマ」以外のアロマ資格認定団体について 国家資格の有無など

日本のアロマ関係の協会団体で大手と言われているのが、AEAJやNARD、JAAです。それぞれに取り扱う精油の種類や、学習範囲、イギリス式アロマなのかフランス式アロマなのかという違いがあります。かかる費用も様々です。
アロマの協会団体に所属しても、協会が仕事を斡旋してくれるわけではありません。営業活動・集客は自身で行う必要があります。
アロマの協会を選ぶ際には、あまり小規模であったりマイナーな協会の場合、協会の消滅と共に認定資格もなくなるので、その点は気をつけたほうがいいと思われます。

NARD(ナードアロマテラピー協会)

ナードアロマテラピー協会
https://www.nardjapan.gr.jp
NARD JAPAN(ナード・アロマテラピー協会)は、アロマテラピーに関する情報収集と研究開発及びアロマテラピーの正しい知識の普及と啓蒙を図ることを目的とし、ホームケアを希望される一般の方々から様々な専門分野の方々まで、アロマテラピーに関する必要情報を提供していく機構として、1998年に設立されました。この協会はアロマテラピーが日本及び各国において健全に評価され、普及していくことを目的として活動しています。
NARDのアロマアドバイザー資格は、アロマテラピーの楽しみ方や、精油の基礎や化学、香りの作用、ハーブウォーターや植物油などについても学べ、レッスン毎にアロマクラフトを楽しみながら、ライフスタイル中にすぐに取り入れられるアロマテラピーを実践出来るように学べる資格です。

アロマ環境協会(AEAJ)

AEAJ(公益社団法人日本アロマ環境協会)
https://www.aromakankyo.or.jp/

AEAJは内閣府に公益認定されていて、国内に複数あるアロマテラピー関連の協会の中で唯一の公益法人であり、信頼性はかなり高いと言われています。よく耳にする「アロマテラピー検定」という検定試験を主催しているのがAEAJです。
AEAJでは解剖学や生理学、病気の症状や、ストレスについて詳しく学びます。コミュニケーションの基礎も学べるので、お客様やお教室での生徒さんに対しての接し方なども学べます。
AEAJの会員になった場合には、アロマテラピー保険に加入できるため、安心してアロマ講師として活動することが可能です。アロマテラピー保険の補償対象となる事例は、たとえば「クライアントの衣服にオイルをこぼし、衣服を汚してしまった」「トリートメントを行ったところ、クライアントの肌が腫れてしまい、病院に通院することとなった。」「販売したアロマ関連商品に欠陥があり、お客さまの肌にトラブルを起こし、損害賠償を請求された」などです。

日本アロマコーディネーター協会(JAA)

JAA(日本アロマコーディネーター協会)
https://www.jaa-aroma.or.jp/
日本アロマコーディネーター協会が認定する最もオーソドックスなアロマの資格には「アロマコーディネーター資格」があります。協会の認定スクールで所定のカリキュラムを修了してから、アロマコーディネーター認定試験を受験し合格すると資格を取得することができます。
アロマコーディネーターの資格を取得するには、日本アロマコーディネーター協会(JAA)の直轄校もしくは協会認定のスクールでの指定カリキュラムを修了する必要があります。

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