掲載日:2021年03月23日  更新:2022年03月27日

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柔道整復師の資格の取得方法は?

「柔道整復師の資格はどうやって取得するの。」や「柔道整復師の資格取得後、どんな就職先があるの。」といった疑問にお答えしたいと思います。
整体に通う高齢者が増加し、日本で柔道整復師の需要は高くなります。
ただ、柔道整復師の資格取得に不安があるのも分かります。
でも安心してください。
この記事を最後まで読むと、柔道整復師に対する不安がなくなります。

柔道整復師の資格を取得する方法

柔道整復師の資格を持っていない人は、柔道整復師として活動することはできません。
そのため柔道整復師として活動するためには、国家資格である柔道整復師を必ず取得しないといけません。
国家資格であるため、誰でも簡単に資格取得できるわけではありません。
資格取得するためには3つの条件が必要です。
早速解説していきます。

➀高校卒業

まず、高校を卒業していないといけません。
現在の日本だと高校卒業をしていない人は、ほぼいないと思いますので、この1つ目の条件は、比較的簡単だと思います。

②養成校に進学し受験資格を得る

高校を卒業したのであれば、柔道整復師の養成校である専門学校や、大学に通いましょう。
必ず高校卒業してすぐに養成校に通わないといけないわけではありません。
そのため、高校を卒業したあと社会人として働き、通う事も可能です。
養成校で柔道整復師の受験資格を得るために、必要な単位を取ったり、実習をしたりします。
専門学校や大学に通うには、入学試験に合格しないといけません。
また、学校に通うのもお金がかかってきます。
金銭面については、奨学金を借りるという方法もあるので、そこまで心配しなくても大丈夫だと思います。

③国家資格試験に合格

養成校で必要な単位を取得しても、柔道整復師の資格を取得できるわけではありません。
必要な単位を取得する事で、柔道整復師の受験資格を得ることができます。
そのため、柔道整復師の国家資格試験に合格する必要があります。
試験内容としては筆記試験となっており、解剖学や生理学、柔道整復理論が試験範囲です。
合格率は、60%~70%と低いわけではありません。
専門学校や大学で受験資格を得る方が難しいかもしれません。

柔道整復師の資格の取得方法が分かったら、理学療法士との違いを理解しよう

柔道整復師とよく間違われる事が多いのが、「理学療法士」です。
理学療法士と柔道整復師は、全く違います。
その違いを説明したいと思います。

柔道整復師は、治療の専門家

柔道整復師は、怪我をした人をマッサージや施術で治療していきます。
つまり、柔道整復師は治療のスペシャリストです。
理学療法士は、怪我や病気にかかってしまった人を運動療法を使い、リハビリしていきます。
つまり、理学療法士はリハビリのスペシャリストといえます。
柔道整復師はケガをした人をマッサージなどの施術をして治療します。
そのため、柔道整復師は治療のスペシャリストといえるでしょう。
理学療法士と柔道整復師には、このような違いがあります。


整体師との違いは?

柔道整復師は、整体師とも間違われやすいです。
整体師は、国家資格を取得している人は少なく民間資格を取得している人が多いです。
カイロプラクティックの資格を取得している人もいます。
また保険が使えないため、整体院の方が施術料が高額になりやすいです。
また骨折や捻挫に対しても柔道整復師は施術することができます。
整体師は、ケガの治療ができないので骨折や捻挫に対しての施術を行えません。

柔道整復師の資格を取得したら、どんなとこで働ける?

柔道整復師の多くが働いている場所があります。
大きく分けて3つあります。
この仕事がいいというのは、ありません。
柔道整復師取得後に仕事について、少しでも想像することができれば資格取得に向けて頑張ることができます。
自分が柔道整復師の資格を取得したら、どんな仕事をしたいのか考えながら見てみてください。

整骨院・接骨院

柔道整復師の多くは、整骨院、接骨院で働きます。
大学や専門学校などの養成校を卒業した後に、整骨院、接骨院で見習いとして学びます。
そして何年後に独立し、自分の整骨院、接骨院を設立することも可能です。
自分の腕が確かであれば、お客様がたくさんくるようになり、高収入も夢ではありません。
また、自由に整骨院を経営できるので、運動指導に力を入れたり、高校の部活とトレーナー契約を結ぶことができたりと様々なことができます。
そして、自分の整骨院を大きくし、院長として様々な柔道整復師を雇うこともできます。

プロチームや実業団

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