掲載日:2021年03月23日  更新:2022年03月27日

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【通信講座で取得可能】アスレティックトレーナーはどんな資格?

アスレティックトレーナーの資格を通信講座で取得したいと考えている人もいると思います。
通信講座では、時間や場所を選ばずに学習することができるのも魅力の一つになっています。
そこで今回は、アスレティックトレーナーの資格を通信講座で取得する方法などを解説していきます。
アスレティックトレーナーの資格に興味があり、通信講座での取得を考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。

通信で取れる?アスレティックトレーナーはどんな資格

アスレティックトレーナーは、ジャパン・アスレチック・トレーナー協会(JATAC)が認定する資格になっています。

スポーツ選手やアスリートの健康管理、外傷の予防、応急処置、リハビリテーションなどの仕事を行います。

現在ではスポーツの現場だけでなく、高齢者の健康づくりのサポートなど幅広い分野で活躍しています。

アスレティックトレーナーは、おもにメディカル面を担当するため「メディカルコーチ」や「メディカルトレーナー」と呼ばれることもあります。

アスレティックトレーナーの資格は通信講座で取得可能

ジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会が主催する、JATAC-ATCのアスレティックトレーナーの資格は、試験で取得するものではなく登録制になっています。

そのため、通信講座での取得も可能になっています。

しかし、ジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会の会員になるには、条件がいくつかあるので見ていきたいと思います。

必要な条件

アスレティックトレーナーの資格は誰でも受けることができるわけではなく、以下の条件が必要になってきます。

・NATA認定トレーナーまたは、日本体育協会認定アスレティックトレーナー
・柔道整復師、あん摩マッサージ指圧師、鍼灸師、理学療法士、作業療法士のいずれかの資格を持ち、「ジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会」の認定する講習会で所定の単位を取得した人
・2年制以上の「スポーツ科学」系専門学校や大学を卒業して協会が認定する「臨床医学系専門科目の単位」と「スポーツ科学分野の単位」を取得した人

これらの条件を満たしている人は、ジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会に申請することで、アスレティックトレーナーの資格を取得することができます。

しかしこれらの条件を満たしている人は、限られて来ると思います。

そのような人でも、以下の方法でアスレティックトレーナーの資格を取得することができます。

・通信講座で取得する
・NPO法人JATAC本部や支部が主催する研修会に参加する
・関連団体が主催する研修会に参加する

研修会に参加する場合は、全部で69単位の取得が必要になります。

通信講座で取得する場合は、年に3回(1期・2期・3期)実施される講座を受ける必要があります。

費用は1科目(2単位)あたり5000円となっていて、各期毎に最高で10科目履修することができます。

ジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会の会費は、年間10,000円、入会金が10,000円となっています。

メリット


通信講座には、どのようなメリットがあるかを見ていきたいと思います。

具体的なメリットは、以下になります。

・場所や時間を調整して学習できる
・スクールに比べて料金が安い
・動画を見返すことができる

通信講座では、関連団体が主催する研修会などよりも安い料金で学習することができます。

また、自分の好きな時間や場所で学習することができ、後から動画を見返すこともできるのも通信講座のメリットになります。

デメリット

通信講座のデメリットは、以下のようになります。

・質問を講師などに聞くことができない
・1人で取り組むので意思が弱いと継続できない
・コミュニティができない

時間や場所を選ばないというメリットもありますが、通信講座では基本的に1人で取り組むので、意思が弱いと挫折してしまう可能性もあります。

研修会では、同じく資格に挑戦する人が周りにいますが、通信講座ではそういったコミュニティをつくることは難しくなります。

しかし、試験がなく資格を取得できるので自分のペースで学習していきたい方には、通信講座がおすすめになります。

通信講座で資格を取得した後のアスレティックトレーナーの働き方


アスレティックトレーナーの資格を取得できたら、実際に現場で働いていくことになります。

働き方や働く場所は、人によってそれぞれですがアスレティックトレーナーには、どんな働き方があるのかを解説していきます。

単年契約する場合

アスレティックトレーナーは、アスリートやスポーツチームの専属トレーナーとして契約して、一緒に同行して働く場合があります。

この働き方を目指す人は多いかもしれませんが、プロチームやアスリートの専属トレーナーになることは、かなり難しいことです。

トレーナーとしての知識や技術は当たり前として、実務経験やスポーツチームとのつながりも大事になってきます。

専属トレーナーとして活動していくには、資格だけでなく信頼や実績も大事になってきます。

就職する場合

民間のスポーツジムや治療院などで働くケースもあります。

施設を利用するお客様にトレーニング指導やアドバイスなど、年齢を問わず目的にあった指導を行います。

正社員として就職すれば、安定的な給料やレッスンなどの特別手当を貰える場合もあります。

また、アスレティックトレーナーの資格に加えて、柔道整復師や鍼灸師などの資格を持っている方も多く、接骨院や治療院で働くケースもあります。

柔道整復師や鍼灸師は国家資格なので、取得するには条件が必要になりますが、アスレティックトレーナーに加えてそのような資格を持っていることで、働き方の選択肢も増えてきます。

独立する場合

アスレティックトレーナーとして独立し、個人で活動していく人もいます。

スポーツジムなどと業務委託契約をして、トレーニング指導を行ったり、開業して経営者として活動していく場合もあります。

独立する場合は自由に働いていけることは魅力的ですが、個人としての実力や信頼がないと、仕事を獲得したり集客することも難しいので最初は実績を作ることが大事になります。

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