整体師として働くために、必要な資格はありません。
資格を所有していなくても、未経験でも働くうえでは問題はありません。

現在たくさんある整体師の資格は全て民間の資格です。
医療系の国家資格を取得し、働いている方もいますが、国家資格を取得している分、保険適用をすることができたり、業務内容に法的観点が入るために国家資格を取得し働いています。
働く会社や、やりたい業務によっては国家資格を取得していないといけない場合がありますので、その点では注意が必要です。

整体師の資格がない場合に困ることは、
・就職活動で不利になることがある。
・お客様から信頼してもらえない。
・知識が曖昧で相手をケガさせてしまうことがある。
ことです。

お店や会社側としても、集客をしお客様に満足をしてもらわなければ売上も上げられないです。
ですので、資格を有している技術を持っている人を積極的に採用をしていく傾向にあります。

資格を所持していないことで、お客様の信頼を得れないのも1つです。
どんなに技術や知識があっても知ってくれているお客様であれば、信頼してもらえますが新規でお客様を呼び込む場合には、「資格持ってないけど大丈夫かな？」と不安になりお客様が遠のく可能性があります。

資格を所持している人と所持しないない人では、知識に差がありお客様をケガさせる可能性が高くなります。
体の不調の改善やリラクゼーションをしてもらう場でケガをさせてしまっては意味がありません。

整体師が無資格で施術をする際におこりやすいのは、
・相手にけがをさせる可能性がある
・ケガを悪化させる危険性がある
ことです。

資格を取得せずに施術いている方は注意をしてください。

相手にケガさせる可能性があるのは、身体の仕組みを理解できておらず、必要以上に施術をしてしまいお客様の骨を折ったり、捻挫をさせてしまうことがあります。

実際に、無資格の人が働いている整体院やリラクゼーションサロンでケガをさせてしまう事故も起きています。
この事故を起こす人もかなり高い確率で、無資格の方が施術をしている場合です。

知識や技術が自分にはあるからと過信せずに、本当に知識があるのかどうか資格のテストを受けてみて試してみるのもいいかもしれません。

ケガを悪化させる可能性がある方は、身体の不調や改善をする際に他のケガの意味を知らずに施術をしてしまい、すでにケガをしている箇所を対処せずに施術をし悪化させてしまうケースです。

特に多いのが首周りのケガを悪化させたり、過去の既往歴も分からずに再度骨折させてしまったりするケースです。

必ずその人が、現在どのような身体の状態なのか、過去どういうけがをしているのか、その情報に対しどのようにアプローチをしていくのかを知識として入れておくようにしましょう。

整体で資格がなくても、働く方法は2つです。
・無資格でも大丈夫な求人を出しているお店
・アルバイト採用で働く

各項目について解説していきます。

募集要項などに無資格・未経験OKという記載があれば、問題なく働くことが可能です。
入社後には、研修制度もあり一定の技術や知識は学ぶことができます。

ただ、できる業務に制限があったりしますので、思った仕事と違うということがないように注意をしてください。

また、優良企業の場合には無資格で入社後に資格取得を応援してくれる制度もありますので、それを活用できる会社に入社するのもいいかもしれません。

資格を取得している有無や資格の内容で給料に変動も出てきたり、キャリアアップがうまくできなかったりすることもあります。

アルバイト採用で整体院に入社することもできます。

今後整体師として働こうか迷っている場合などは、一度アルバイトで入社し環境を見たり、技術を学んだりすることもいいかもしれません。

施術ができるようになれば、指名料など歩合制で給料が上乗せされることもあります。

アルバイトでの入社だと、雑務が多くなったりし、思うように施術を中心とした業務ができない場合などもありますので、入社後の業務内容は事前に確認をしておく必要があります。

整体師は資格がなくても、働いたり施術をする上では問題はありません。
ただし取得していないと
・就職活動で不利になることがある。
・お客様から信頼してもらえない。
・知識が曖昧で相手をケガさせてしまうことがある。
・ケガを悪化させる危険性がある
上記のようになる可能性がありますので、注意をしてください。

取得を迷っている場合や今後整体師として働くか迷っている場合には、
・無資格でも大丈夫な求人を出しているお店
・アルバイト採用で働く
のような方法で働き、一度経験をしてみるのもいいかもしれません。

整体師として働いていきたい、今後自分のお店を開業させたいという気持ちがある方は、ご自身のスキルアップや信頼を勝ち取るために資格を取得することをオススメします。
実際にお客様にケガをさせてしまった場合やケガを悪化させてしまった場合に、無資格だからとなってしまうとお店の評判も悪くなる可能性があります。

資格を取得しないで整体師として働いていきたい方は、ぜひ当記事を参考にしてみてください。