メンタルトレーナーの資格取得にはそれなりの時間とお金がかかるため、挫折する人も多くいます。メンタルトレーナーの資格取得後の未来を想像する事で、挫折しづらくなります。そのため、メンタルトレーナーの資格を取得する前に、仕事内容を想像する事がとても大事です。
おすすめの資格紹介の前に仕事内容を紹介していきます。

メンタルトレーナーといえば、選手のメンタル面をケアをするという印象が強いと思います。メンタル面をケアと一概に言っても、種類としてはいくつもあります。
例えば、試合中に過度の緊張をしてパフォーマンス低下しないようにルーティンを指導したり、極度のスランプに陥ってる選手が復活できるようなメンタルトレーニングを行ったりとメンタル面のサポートと言ってもたくさんのサポート方法があります。
時には、あえて厳しい内容の指導をすることもあるでしょう。

メンタルトレーナーは、スポーツ現場以外でも様々なところで必要とされています。メンタルトレーナーは、ベストパフォーマンスを発揮できるようにサポートします。そのため、ベストパフォーマンスを求められる会社員にとメンタルトレーナーが必要です。
会社員には、上司や契約先にプロジェクトの提案をするときなど緊張する場面が多く存在します。誰もが人前で一度はスピーチなどした時に緊張したことを覚えていると思いますが、会社の命運をかけてプロジェクト発表などをする時の緊張は計り知れません。そんな中でもベストパフォーマンスを発揮するためにメンタルトレーナーのサポートが期待されています。

では、ここからはメンタルトレーナーのおすすめの資格を紹介していきたいと思います。メンタルトレーナーの資格は民間資格です。資格の種類は、大きく分けて2つの資格があります。それは、国家資格と民間資格です。国家資格は国が発行している資格、民間資格は、民間団体が発行している資格です。つまり、メンタルトレーナーの資格は国か発行している資格ではなく、〇〇協会や〇〇団体などの民間団体が発行している民間資格です。
様々なメンタルトレーナーの民間資格がありますが、その中でもおすすめできる3つの資格を紹介したいと思います。

メンタルトレーニングスペシャリストは、日本最大級のオンライン通信資格サイトの「Formie」が認定しています。メンタルトレーニングスペシャリストは、初めてメンタルトレーニングについて学ぶという初心者でも取得できる資格です。あらゆる場面、幅広い年代にメンタルトレーニングを指導できるようなカリキュラムになっているので活動の幅が広がります。
Web上で学ぶことができるので、どこでも勉強することができるのも大きなメリットでしょう。

メンタルトレーナー2級、3級は、日本心理学アカデミーが認定しています。大きな特徴としては、ベテラン講師が直接指導してくれることや、講座が1日で終了することです。そのため、忙しい人でも休みが1日あれば、質の高い授業を受け資格を取得することができます。3級はWebで、2級は通学で取得することができるので、ぜひ取得してみてください。

スポーツメンタルトレーニング指導士は、日本スポーツ心理学会が発行している資格です。受験資格としては、スポーツ心理学会の加入者で2年間の在籍期間があること、大学院でスポーツ心理学か関連領域を専攻し修士号を取得するの２つを満たしていないといけません。
そのため、ハードルの非常に高いメンタルトレーナーの資格といえるでしょう。逆に資格取得が難しいため、資格取得者は貴重な人材です。よりスポーツに特化したメンタルトレーニングについて学ぶことができるので、スポーツ現場でメンタルトレーナーとして活動したい方はぜひ取得しましょう。

メンタルトレーナーは、とてもやりがいのある仕事です。このやりがいというのは、仕事を続けていく上でとても大事です。どれだけ給与がよくても、仕事にやりがいがないと続けられないという人も多くいます。
メンタルトレーナーの大きなやりがいの１つを紹介したいと思います。

メンタルトレーナーの大きなやりがいの１つに、選手やお客様を支えることができるというのがあります。仕事をしていく上で、感謝されることでやりがいを強く感じます。どんな仕事でも人に必要とされる仕事なので感謝はされますが、直接感謝してもらえる仕事は限られています。そのため、感謝の言葉を直接聞くことができ仕事を楽しく行うことができます。
また、お客様や選手の成長を身近に感じることができることも素晴らしい仕事の１つだと思います。