掲載日:2021年06月13日  更新:2023年12月06日

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クロスフィットトレーナーの資格を取得するために必要なこと!

最近テレビや雑誌などのメディアでクロスフィットトレーナーが注目されていたこともあり、憧れている方も多いのではないでしょうか。
当記事ではクロスフィットの資格を取得するために必要なことや、資格の条件、どこで資格を取得することができるのか、資格の有効期限などについてまとめていきます。

クロスフィットトレーナーを目指している方はぜひ参考にしてみてください。

クロスフィットトレーナーの資格を取得するには?

クロスフィットの名称を使用して活動をするためには資格が必要です。
また、クロスフィットトレーナーの資格なしにはクロスフィットトレーナーと名乗ることはできませんので注意が必要です。

まずはクロスフィットトレーナーとして活動する上でクロスフィットとはどういうものなのか、どのような資格を取得する必要があるのかを見ていきましょう。

クロスフィットとは?

クロスフィットとは、「歩く」「走る」「起き上がる」「拾う」「持ち上げる」「押す」「引く」「跳ぶ」といった日常生活で繰り返し行われる動作をベースにし、「心肺機能」「スタミナ」「筋力」「柔軟性」「パワー」「スピード」「コーディネーション」「俊敏性」「バランス」「正確性」の全てを万遍なくトレーニングしていくプログラムです。

クロスフィットという名称を使用し商業目的や個人営利で利用する場合には、「CrossFit Level1」以上の資格を取得する必要があります。
CrossFit Level1の資格取得後にクロスフィット本部へアフィリエイトの承認を得て、クロスフィットの名称を使用し商業を行うことができます。

CrossFit Level1

CrossFit Level1の講習では、クロスフィットの定義やフィットネスの定義、9つの基礎的動作の指導方法、プログラムの組み方などを学ぶことができます。

Level1の講習はクロスフィットの知識を深めたいというクロスフィット初心者やアスリートの方を対象としております。

Level1の講習修了後に試験を受け合格後、「CrossFit Level1」の資格が発行されます。
CrossFit Level1取得後はLevel2やLevel3などさらに奥深いクロスフィットに関する知識、指導方法を学ぶことができるようになります。

クロスフィットトレーナーの資格取得の条件は?

CrossFit Level1の資格を受講取得するための条件はありません。
年齢、経験、性別関係なく誰でも取得することができます。

Level2を受ける場合にはLevel1を終了している必要がございます。
Level3やLevel4も用意されており、受講するためには前Levelの過程を終了している必要があります。

クロスフィットが最新であり、常に進化している理由としてクロスフィットアスリート、コーチ、一般の方で形成されるクロスフィットコミュニティーの存在があります。
クロスフィットのコミュニティーでは様々な議論がなされ、その結果良い指導法、プログラムが作成されています。
クロスフィットトレーナーとしてこのコミュニティーへの積極的な参加が必要となり、常に進化するプログラム、指導方法、知識を学びアスリートへと伝えていく必要があります。


クロスフィットトレーナー資格はどこで取得できるのか。

CrossFitの資格は主にアメリカで取得をすることができます。
アジア圏でも資格取得のための講習は開かれており、開催国は日本や韓国、シンガポール、フィリピン、インドで開催されています。

日本でのセミナーは主に沖縄で開催されており、東京や神奈川、関西でも行われているそうです。
日本での講習の開催も多いものではないため、ホームページを確認し講習がある日を事前に確認しておくのがいいでしょう。
資格もクロスフィットのホームページよりアカウント等作成の後、申し込む子が可能です。
申し込む際は全て英語での記述となっているため、英語が苦手な方は注意が必要です。

日本ではLevel1やLevel2までの講習しか現在のところ開講していないようですので、Level3以上を受講希望の方はアメリカや他国にて受講する必要があります。

クロスフィットトレーナー資格取得時にかかる費用と講習の内容

クロスフィットトレーナーの資格を取得すのに必要な費用は、1,000ドルとなっております。
日本にクロスフィットの協会が現在のところ存在しないため金額に関してはその時の為替レートにより変わるかと思いますので確認が必要です。

講習自体は2日間になっており、1日9時間の講習と最終日に資格認定試験を行っております。
2日間連続での講習の参加が必要となるため、日程の調整も必要です。

講師は英語で講習をしておりますが、通訳の方も一緒にいるため英語が苦手な方でも、通訳を介しての受講になるので安心して受講することができます。

資格認定試験のテストも英語表記のテストと日本語表記のテストが選べます。
日本語表記のテストで受講する場合には、日本語の翻訳が曖昧のため書いてあることが分かりにくいということがあるとのことで、注意が必要です。
できれば英語を勉強し、英語でテストを受講したほうがテスト自体も分かりやすく合格しやすいかもしれません。

クロスフィットトレーナー資格取得後の有効期限について

講習最終日にテストを受講しに2週間ほどで合否の確認ができます。
合格後5年間は資格の有効期限があり、5年のうちに更新をする必要があります。
更新の際にLevel2やLevel3など自分の持っているレベルの上のレベル受講し更新をすることも可能です。

更新の際は今取得しているレベルよりも上のレベルを受けて更新していくことにより、クロスフィットの知識も深められ、オススメかもしれません。

クロスフィットの資格取得後に本部にアフィリエイトの承認を得て、商業として使用している場合には更新を忘れてしまうと事業を継続できない場合もありますので、更新は忘れないように注意をする必要があるかと思います。

クロスフィットトレーナー資格取得まとめ

最後にクロスフィットトレーナーの資格を取得するまでのまとめです。
・クロスフィットトレーナーとして活動するためには、CrossFit Level1の資格を取得する必要がある。
・CrossFit Level1の資格取得なしにクロスフィットの名称を商業用として使用してはならない。
・クロスフィットの資格取得するのに必要条件はなく誰でも受講することができる。
・クロスフィットの資格は日本でも取得することができる。
・クロスフィットの資格取得後5年間の資格有効期限がある。

クロスフィットトレーナーを目指している方はまず、CrossFit Level1の資格の取得を目指しましょう。
CrossFit Level1の資格の取得後も更新や個人での勉強がクロスフィットトレーナーとして成長することができるでしょう。
ぜひクロスフィットトレーナーを目指したいと思った方は、当記事を参考に資格取得を目指していただければと思います。

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