掲載日:2021年06月13日  更新:2023年12月22日

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PHIピラティスの資格を知ろう!流派や学べる内容についてまとめ

ピラティスの資格を取得しようと調べているとPHIピラティスの資格を目にしたかも多いのではないでしょうか。

当記事ではPHIピラティスの資格とはどういう資格のなのか、養成コースにはどのようなコースがあるのか、どこで資格を取得することができるのかをまとめていきます。

PHIピラティスの資格を受講予定の方やどんな資格か調べている方は、ぜひ参考にしてみてください。

PHIピラティスの資格とは?

理学療法士やNATA公認アスレティックトレーナー当の資格を有し、自身で理学療法のクリニックをも運営やカリフォルニア大学ペンシルバニア州立大学運動科学学部の教授をしているクリスティン・ロマニ・ルビィ氏のもと、発足した団体です。

PHIピラティスは、姿勢矯正の学術的証明のあるエクササイズを展開しており、ピラティスのエクササイズが姿勢矯正をはじめ、脊柱のゆがみから引き起こされる肩こり、腰痛、股関節の痛みにも効果的であると述べています。

また、アスリートの現場でも活用されており、リハビリとしてのピラティスやコンディショニングとしてのピラティスとしても活用されています。

PHIピラティスの資格の養成コースにはどんな種類があるの?

PHIピラティスの資格の養成コースでは、主に6種類のコースを受講することができます。
・マットⅠ/Ⅱ Instructor Course
・Props InstructorCourse
・BarrelI Instructor Course
・Chair Instructor Course
・Reformer Ⅰ/Ⅱ/Ⅲ Instructor Course
・Tower Instructor Course

各養成コースにてどのようなことを学ぶことができるのかをまとめていきます。

マットⅠ/Ⅱ Instructor Course

PHIピラティスの資格の中でも1番初めに取得が必要となります。
マットピラティスの資格取得後に多岐の資格を取得できるようになります。

マットピラティスとは、マットの上で行うピラティスのことです。
マット上でピラティスを行うため、マットがあれば場所を問わず、どこでも行うことができますが、その分行うのが最も難しいピラティスでもあります。

基本的な解剖学や生理学、通常のエクササイズを学んだうえで、不良姿勢によるPHIピラティスの応用を学んでいきます。
また、筋ー骨格のアライメントや姿勢の機能解剖学、グループエクササイズの進め方、パーソナル指導法なども学んでいきます。

Props Instructor Course

Props(プロップス)InstructorCourseでは、フォームローラーとピラティスリングというアイテムを用いたピラティスのマットエクササイズを学ぶことができます。

マットピラティスではでは、なかなか骨盤周囲の深層部の刺激が感じられない方や、強度が低いというアスリートにも指導をすることができるようになるコースになっています。

BarrelI Instructor Course

BarrelI(バレル) Instructor Courseでは、バレルという脊柱へのアプローチを可能する器具用いた運動指導をできるようになるコースです。
脊柱へのアプローチ以外にも股関節のコントロールや調整、胸鎖乳突筋の長さを整えることができることもできます。

実技講習も1日と短く、マットピラティスの資格を有している方が、脊柱などの他のアプローチの方法を学びたい場合などにオススメです。

Chair Instructor Course

Chair(チェア)Instructor Courseでは、ピラティスチェアという器具を使用して主に体幹へのアプローチができるようになるコースです。

イスに座り、特殊なバネを使用して行うエクササイズで座りながら行うことができることはもちろんのこと、全ての大勢でピラティスを行います。

実技講習では2日間で学びます。
腰椎と骨盤との異常メカニズムの矯正や身体幹や脊柱の柔軟性とバランス力向上、体幹のコントロール力の向上、理想的な股関節の使い方の学習をしたい方にオススメです。

Reformer Ⅰ/Ⅱ/Ⅲ Instructor Course

Reformer(リフォーマー)Instructor Courseはマシンピラティスの基本となるコースです。
リフォーマーというあらゆる体の癖をとり、慢性的な痛みを和らげ、さらにはパフォーマンスを向上させるマシンを用いて指導ができるようになります。

ⅠⅡⅢと段階分けになっており、各コース2日間のコースとなっており全て受講すると6日間必要です。
リフォーマーⅠのコースだけでも取得することができれば、マシンピラティスの基礎を身につけることができます。

Tower Instructor Course

Tower(タワー)Instructor Courseでは、キャデラックやタワーといった器具を用いたピラティスを指導できるようになるコースです。

タワーを使用することにより感覚器官の向上に役立てることができます。

Tower Instructor Courseを受講するには、マット Ⅰ/Ⅱ インストラクターとリフォーマー Ⅰ インストラクターの両コースを修了していることが条件となっています。

PHIピラティスの資格はどこで取得できるの?

PHIピラティスの資格を取得するには、各地に展開しているPHIPilates認定スタジオにてコースを受講する必要があります。
スクール制となっており、各コースは通学しながら取得する必要があります。
ですので、ご自身のスケジュールを調整して通う必要があります。
取得には1日~4日間必要となっています。

現在はオンラインでの資格取得の展開はしていないようです。

PHIピラティスの資格について理解を深めよう!

PHIピラティスの資格を取得することにより、ピラティスを通じて姿勢改善などの機能改善することができる資格です。

通常のマットピラティスをはじめ、リフォーマーピラティスなどの器具を使用したものなど多岐にわたっています。
ぜひマットピラティス取得後もご自身の活動の幅を広げるためにも資格取得していくことがオススメです。

ぜひこの機会にPHIピラティスの資格を取得してみてください。