キャリアアップをするために資格を取得する方法は、
・大学に通い資格を取得する。
・専門学校に通い資格を取得する。
・通信で資格を取得する。
・養成講習会に参加し、資格を取得する。
の4種類あります。

キャリアアップの為に他の国家資格を取得をする際には、大学や専門学校に通う必要があります。
取得したいと思った資格の中には、4年制の大学を卒業していることが条件となっている資格もありますので、必要によっては大学に入学し卒業しなければいけない場合もあります。

通信でも取得できる資格もあり、空いている隙間時間で資格の勉強をし、資格取得をする方法もあります。

養成講習会の場合には、講習会に参加することを必須としているのと同時に、その他にも条件をクリアしていることが必要な場合が多いです。
必ずどのような条件をクリアしている必要があるのかを確認しておきましょう。

理学療法士としてキャリアアップにオススメの資格を下記にまとめています。

認定理学療法士とは、7つある専門分野から1つ以上を選択し、高い臨床技術や知識の維持・向上だけでなく、理学療法の発展に貢献できる研究能力を身につけている人のことです。

資格取得するには、新人教育プログラムの履修から受験申請まで最短でも3年がかかるなど、資格認定を受けるまで期間が長くなります。

認定理学療法士を取得しておくことにより、転職時に専門性が高いことをアピールすることができたり、給料アップや役職を持つことのできる可能性が高くなります。

専門理学療法士は認定理学療法士の上位に位置する資格となっており、7つの専門分野から1つ以上の分野を選択し、さらに高い学術的知識を身につけることができます。

資格を取得するには、新人教育プログラムの履修から受験申請まで最短でも6年となっており、難易度も高く設定されており、資格取得者も協会登録者の1割以下と少なくなっています。

転職時に有利になることはもちろんのこと、給料のアップや役職への昇進、リーダー的ポジションに立ち医療チームをまとめるなどすることができます。

心臓リハビリテーション指導士は、包括的な心臓リハビリの普及を目的として作られ、循環器官の治療をはじめ、再発予防に努めるための資格となっています。

心臓療法には、運動指導をすることもあり理学療法士の知識が生かされます。

循環器系のある診療科をもつ病院では、転職時などの採用に優遇されやすくなります。

呼吸療法認定士は、医療に従事している各職種に対し、呼吸療法を指導するための資格です。
特に、人工呼吸器などを用いる必要のある患者様には、呼吸の仕方がとても大切となりますので、需要が高いといえます。

呼吸器系の診療科がある病院では、転職の際に有利に働いたり、呼吸療法士自体の数が少なく、重症患者などを請け負っている病院では需要が高く採用の際に有利になります。

栄養サポートチーム療法士とは、低栄養状態で入院している患者様に対し、多くの職種の方が連携をし、疾病の治癒や合併症の予防を目指すチームに関わる人が取得目指す資格です。

栄養サポートチーム専門療法士の資格を取得することにより、栄養の観点から指導をすることができるようになったり、チームではリハビリのための運動を提供するなどをすることができます。

認知症ケア専門士は、年々増え続けている認知症患者に対し、認知症を改善していく資格です。

認知症ケア専門士の資格を取得していると、介護施設などの高齢者の多い場所で認知症のケアや予防に努めたり、合わせて理学療法の機能改善をすることができるようになるため、介護の現場では、合わせて取得していると需要の高い資格です。

日本糖尿病療養指導士は、糖尿病を患っている患者様に対し、患者さんが自身を自己管理できるよう指導をしていく資格となっています。

日本糖尿病療養指導士を取得していることにより、透析をしている病院などでの指導や、理学療法士の機能改善の指導能力がさらに生かせるようになっていきます。