掲載日:2021年06月13日  更新:2022年03月27日

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メディカルケアアシスタントの働き方やキャリアアップするための資格について解説

メディカルケアアシスタントの仕事は医療業界で需要が増えている仕事の1つであり、医療を円滑に進めるために重要な役割を果たしています。
では、実際にメディカルアシスタントとはどんな仕事をしているのでしょうか?
ここでは、メディカルケアアシスタントの働き方や働いている場所、さらにキャリアップを目指す上で必要な資格について解説していきます。

資格を取る前に知っておきたい!メディカルケアアシスタントとはどんな仕事?

メディカルケアアシスタントとは看護師の補助業務をしている人を指し、看護補助と呼ばれています。特別な資格は必要ありませんが、医療の現場で戦力として働くためには、基本的な知識や技術を身につけることが必須となり、現場で働きながら通信講座を受けたり民間の資格に挑戦したりして勉強をしている人が増えています。

メディカルケアアシスタントの仕事内容

メディカルケアアシスタントは看護助手とも呼ばれていて、多忙な業務に追われている看護師をサポートして患者の食事や排泄の介助などをする仕事です。
少子高齢化や医療制度の改革により、医療の現場で働く看護師の行う業務は、医師のサポートから患者ケアを中心に求められる役割が広がっています。
そんな多忙な看護師に代わって、資格がなくても出来る業務を担うメディカルケアアシスタントは、さまざまな医療現場で需要が高まっている職種です。

メディカルケアアシスタントの働く場所

メディカルケアアシスタントが働いている病院では以下のような配属先が挙げられ、それぞれの職場で業務内容も多少変わってきます。
・外来看護アシスタント
受付や患者案内に搬送のサポート、器具の準備などがあり、基本的には身体介助はありません。
・病棟業務
勤務する病院にもよりますが、病棟で働くメディカルケアアシスタントの業務は、入院している患者さんのお世話をすることがメインです。その他にも環境整備や物品の管理などがあります。
・手術室・内視鏡室
手術室や内視鏡室での仕事は主に看護師が行う患者搬送のアシスタントや医療器具の洗浄や管理、清掃業務を行います。

いずれの業務も円滑に医療を進めるためには、それぞれに専門の知識と技術が求められる
大事な業務ばかりです。

メディカルケアアシスタント業務のニーズ

メディカルケアアシスタントが求められているニーズはここ数年で高まる傾向があり、大きい医療機関では常に求人が出ているところも珍しくありません。
その理由として、看護師だけでは十分に病棟業務や患者さんのケアをすることは難しいことが多く、メディカルケアアシスタントはどの医療現場でも、重要な存在として認められてきていることが挙げられます。
医療職が役割分担をして、業務を円滑に進めるためにも、メディカルケアアシスタントは欠かせない職種です。

メディカルケアアシスタントになるための方法と必要な資格

1人前のメディカルケアアシスタントになるための方法は、現場で実務経験を積みながら、通信講座などで専門的な知識や技術を学ぶことです。
専門的な知識や技術を学ぶことで、自分の仕事に自信を持って、やりがいを感じることができて、さらなるキャリアップや転職にも有利に働いて民間の資格を取得することも出来るからです。
最近では、映像を使った実技講座や医療・介護全般の知識を網羅したさまざまな通信講座があります。

メディカルケアアシスタントとして働くときに必要な資格

看護師の補助をするメディカルケアアシスタントの仕事をするうえで必要な国家資格の取得などはありません。しかし、医療の現場で働いているという責任感は医療職として必要であり、自信を持って患者さんと接するためにも民間の資格に挑戦する価値があります。
メディカルケアアシスタントで代表的な資格はメディカルケアワーカーと看護助手実務能力認定試験の2つです。
どちらの資格の試験も合格率は60%前後であり、メディカルケアアシスタントの実務経験を積みながら試験に挑戦することが可能です。

必要な知識が学べる通信教育講座

メディカルケアアシスタントの仕事をするうえで必要な知識が学べる通信教育講座を受講することは非常に有用であるといえます。
メディカルケアアシスタントは特別な資格がなくても仕事をすることができますが、医療の現場で信頼を得るためには医療の知識や患者の介助などの技術を学ぶことが求められているからです。
独学で学ぶことも可能ですが、通信教育講座は効率よく身につけるべき内容が網羅できていて、資格を取得できる講座もあるため、キャリアップにもつながります。

通信教育で学べること

通信教育講座で学べることは、患者さんの生活に関わるお世話や看護師をサポートする知識全般であり、必要な内容を効率よく身につけることができます。
具体的には、患者さんの起きあがりやベッドから車椅子への移乗動作の介助方法からベッドメイキングやリネン類の管理、医療機器や診療材料の点検・取り扱いの方法など幅広い内容があります。
最近では、動画による実技の講座を作成している講座もあるため、視覚的にも参考になり、イメージをもちやすく比較的簡単に技術を覚えて身に付けることが可能です。

メディカルケアアシスタントがキャリアップで目指す資格とは?

メディカルケアアシスタントとして医療の現場で経験を積んでいくと、さらに本格的な資格を取得してキャリアップを目指す人も少なくありません。特に若い人は待遇面や給与面、職場への貢献度を考えて資格に挑戦する傾向が強いです。
メディカルケアアシスタントの経験を活かしながら次のステップに進むために目指す国家資格は、医療面では看護師、介護職では介護福祉士があります。

看護職としてのキャリアップ

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