掲載日:2021年06月13日  更新:2022年03月27日

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社交ダンスのインストラクターの資格の種類は?

「社交ダンスの素晴らしさを伝えたいと思い、指導者になろう。」と思ってもどうすればいいか分からないと思うのが普通です。
今回は、「社交ダンスのインストラクターには資格が必要なの。」や「教える対象によってどんな資格をとればいいの。」といった疑問にお答えしたいと思います。
早速解説していきます。

社交ダンスのインストラクターの資格を取得する前に、誰に教えたいか決めよう

社交ダンスのインストラクターの資格を取得し、生活をしている人もいます。しかし、どんな資格でもいいから取得するべきというわけではありません。
まず社交ダンスのインストラクターの資格取得をする前に、どんな人に指導したいかを考えましょう。これがとても大事です。どんな人を対象に指導するかで、どんな資格を取得するべきか変わっていきます。
自分がどんな人を対象に指導したいか考えて読んでもらえると嬉しいです。

プロ向け

社交ダンスには、プロの方も存在します。社交ダンスのプロとは、お金をもらって生活をしている人たちをいいます。しかし、社交ダンスのみで生活費を稼ぐのは難しく、プロの社交ダンサーも資格を取得し、インストラクターとして生活費も稼いでいる人もいます。
プロの人たちを指導するには、難易度の高い資格を取得する必要があります。どうしても、プロの社交ダンサーの指導には高い知識と技術が必要です。

一般人向け

社交ダンスのインストラクターのほとんどの方が、一般の方に指導しています。社交ダンスは、年齢や性別など関係なく誰でも楽しく行うことができます。
しかし、実際社交ダンスの人気はそこまで高いわけではありません。一般の方々に社交ダンスの魅力や楽しさを伝えて、競技人口を増やすのも一般の方向けに指導する社交ダンスのインストラクターの仕事ともいえます。

プロ向けの社交ダンスの資格

最初にプロの人を指導するための資格を紹介していきたいと思います。プロを指導するための資格なので、難易度は少し高めになります。しかし、このような資格を取得すると、自分の技術と知識が高いものにあると証明してくれます。
ぜひ、プロを指導したいと思うならチャレンジしてみてください。

ダンス教師

公益財団法人全日本ダンス協会連合会が発行するダンス教師の資格です。
受験資格を得る為には、18歳以上でダンス教授所で60時間の研修を受けた者となっています。そのため、60時間以上ダンス教授所で研修を受けることができれば、比較的簡単に受験資格を得ることができます。
試験内容としては、筆記試験と実技試験もあります。筆記試験の内容としては、「日本国憲法」、「一般常識」などのようなダンスとは関係ない知識と、「ダンスの技術」についての知識になります。実技試験は、ソロ・デモンストレーション(8種目)、リーディング&フォローイング(8種目)があります。
この2つの試験に合格すれば、資格を取得できます。受験料は、70,000円になります。

JBDFプロフェッショナルダンス教師(旧:商業スポーツ施設インストラクター)

日本ボールルームダンス連盟が発行する資格です。商業スポーツ施設インストラクターは、過去の言い方で現在は、JBDFプロフェッショナルダンス教師という資格に名称が変更になっています。
5級から資格を取得していき、4級、3級と資格試験を受験し、昇給していきます。5級では、筆記試験と実技試験を行います。筆記試験では、「ダンスの知識と理論」、「一般常識」の内容が出題されます。実技試験は、「カップルダンス」、「ソロ・デモンストレーション」の内容を行います。
この2つの試験を合格すると、資格を取得することができます。

一般人向けの社交ダンスの資格

一般人向けの指導のための社交ダンスの資格について解説してきたいと思います。
プロの競技選手よりも一般の人が競技人口が多いため、仕事としてもニーズが高いです。様々な資格があるので、自分がどのような資格を取得するべきか考えてみてみてください。


競技力指導員

公益社団法人日本ダンススポーツ連盟が発行する資格です。
アマチュア選手の指導をするために作られた資格です。試験内容としては、実技試験と筆記試験があります。

普及指導員

競技力指導員と同様で、公益社団法人日本ダンススポーツ連盟が発行する資格です。競技力指導員は競技力を向上させるための資格であり、普及指導員はダンスを普及させるための指導の資格です。試験内容としては、筆記試験と実技試験があります。

JBDFアマチュアダンス指導員(旧:地域インストラクター)

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