掲載日:2021年06月14日  更新:2022年03月27日

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【徹底解説】バスケコーチになるにはどんな事をすればいいの

今回は、「バスケコーチになるにはどうしたらいいの」や「バスケコーチに大事な事ってなに」といった疑問にお答えしたいと思います。この記事を最後まで読めば、魅力的なバスケコーチになるための方法が分かります。
では、早速解説していきます。

バスケコーチになるには、コーチライセンスを取得しよう

バスケコーチになるのであれば、コーチライセンスを取得するのをおすすめしています。バスケコーチになるにはコーチライセンスの資格取得が必須ではありませんが、質の高いバスケコーチになるには重要な事です。
コーチライセンスは、日本バスケットボール協会が定めたものになっております。指導対象により推奨されるレベルが変わってきます。また、レベルによって資格取得方法や条件が変わってきます。そのため、自分が誰を対象にバスケコーチとして働きたいか決めましょう。

ミニバス

ミニバスは、中学校以上のカテゴリと管轄が異なっています。ミニバスは、日本ミニバスケットボール協会が管轄しており、中学校以上のカテゴリは日本バスケットボール協会が管轄しています。管轄が違うもののコーチライセンスの区分は同じです。
ミニバスの場合、大会レベルによって必要なコーチライセンスが異なります。例えば、全国レベルであればD、地区レベル・都道府県ならE-2、ブロックレベルならE-1などです。自分の指導するバスケチームのレベルから取得するコーチライセンスを決めましょう。

一般

カテゴリーで一般に分類されるのは、大学生・教員・社会人になります。ブロックレベルや全国レベルならコーチライセンスCが必要になります。どうしてもカテゴリが上がるにつれ求められるバスケコーチのレベルがアップするので、必要なコーチライセンスのレベルもアップします。

トップチーム

WJBLやBリーグでバスケコーチを行うのであれば、コーチライセンスのSが必要になります。日本でトップクラスのバスケットボール選手を指導するのであれば、やはり最高レベルのコーチライセンスが必要になります。
この資格を取得するためには、全てのカリキュラムに参加し、レポート等を総合的に判断され合格となると取得できます。カリキュラムに参加するためには、都道府県バスケットボール協会またはリーグから推薦制となるのでハードルも高いコーチライセンスともいえます。

バスケコーチになるには場合よっては資格なしでOK

バスケコーチとして活動するには、指導するレベルによってはコーチライセンスが必要ではない可能性があります。それは、中学生・高校生の場合です。自分がそのカテゴリを指導するのであれば、コーチライセンスを取得しなくてもバスケコーチとして活動することができます。

バスケコーチになるには資格以上にも大事なことがある

バスケコーチの資格に関する事を中心にここまで説明させてもらいましたが、資格よりもバスケコーチには大事な事があります。どれだけ優れた資格を取得していても、バスケコーチとして必要なものが欠けていたのであれば優秀なバスケコーチとはいえないでしょう。逆に資格がなくても、必要なものがしっかりあれば優秀なバスケコーチといえるでしょう。今回は、バスケコーチに必要なことを3つ紹介したいと思います。

選手の事を本当に考える

選手の事を考えることは、どんなバスケコーチでも行っていると思います。しかし、本当に選手の事を考えているかどうかというと悩む場合もあります。叱るときも、「どんな言葉をかけたら、選手のためになるのか」や「叱らない方が選手のためになるのではないか」と熟考しないといけません。
指導方法にこれが100%正しいということはありませんが、本当に選手の事を考えて指導することで100%に近い指導法を行えることができるでしょう。

日々知識をアップデートする

バスケットボールの理論は複数あります。そして、日々どんどん新しい理論ができています。どの理論が一番優れているというのは正直誰も分かりません。しかし、様々な理論を学ぶことで指導するときの選択肢が増えていきます。指導する際に1つの理論よりも、複数の理論から選択できるほうがより選手に合った指導ができるはずです。
また、バスケットボール理論以外にも学ぶことはいくつもあります。例えば、トレーニング学や栄養学などです。このような事を学べば、「どうやればバスケットボールに必要な筋肉を鍛えることができるのか」、「どうやればカラダに必要な栄養を得ることができるのか」を知ることができ、選手のパフォーマンス向上を助けることができます。またメンタル面について学ぶことで、選手が悩んでいる時に助けて上げることができます。
このように日々勉強し様々な知識・理論を増やしていくことが重要です。

選手の手本になる

どれだけ正しい事を指導していても、選手の手本になるようなバスケコーチでないと選手は信頼してくれません。例えば、整理整頓をするように指導していても、バスケコーチ自身が整理整頓できていなければ選手の信頼感を失ってしまいます。
信頼感を失ってしまえば、バスケの正しい技術的な事を指導しても選手は疑ってしまいます。こうならないためにも、選手と見本となるバスケコーチを目指しましょう!

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