掲載日:2021年06月14日  更新:2022年03月27日

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アクアフィットネスインストラクターの資格を取得するためにはどうしたらいい

今回は、「アクアフィットネスインストラクターになるにはどうしたらいいの」や「アクアフィットネスのメリットはなんなの」といった疑問にお答えしたいと思います。
アクアフィットネスは、水中で歩いたり、筋力トレーニングをしたりなど行います。
そんなアクアフィットネスを指導するアクアフィットネスインストラクターについて詳しく解説していきたいと思います。

アクアフィットネスインストラクターの資格ってどんな資格

アクアフィットネスインストラクターは、水中での運動を指導するインストラクターの資格です。ジムでのトレーニングを指導するインストラクターと違い水中で行う運動を指導するので、より専門的な知識が必要です。
水中での運動は安全に行うことができるトレーニングなので、誰にでもオススメできるトレーニングです。水中での運動を指導するためには資格は必須ではありませんが、より効果的で安全な水中運動の指導をするために、専門的に学ぶアクアフィットネスインストラクターの資格を取得するのがいいと思います。

資格の種類は3種類ある

アクアフィットネスインストラクターは、一般社団法人日本スイミングクラブ協会が認定している資格です。アクアフィットネスインストラクターの資格は1種類ではなく3種類あります。
1つ目は、アクアフィットネスインストラクターです。アクアフィットネスインストラクターは、アクアフィットネスの基本的な知識や技術を学びます。
2つ目は、アクアフィットネス上級インストラクターです。この資格は、アクアフィットネスインストラクターに合格した人のみ受けることができます。この資格取得者は、初心者にアクアフィットネスの指導をすることができます。
3つ目は、メディカルアクアフィットネスインストラクターという資格です。整形外科的疾患予防改善・内科的疾患予防改善・肥満予防改善・循環器系疾患予防改善・ストレス予防改善・転倒寝たきり予防改善の6つの対象別の講習会に受講し、それぞれの試験に合格しないといけません。この資格を取得できる対象者は、医療関係者やアクアフィットネス上級インストラクターの資格取得者など限られた人になります。

アクアフィットネスインストラクターの資格取得方法は?

アクアフィットネスインストラクターの資格取得のステップは2つです。この2つのステップをしっかりとクリアすることで資格を取得することができます。その2つのステップについて詳しく解説していきたいと思います。

講習会に参加

アクアフィットネスインストラクターの資格を取得するには、講習会に参加することが必要です。水中運動の歴史や水中運動の科学など基礎的なことを学び指導実習を行います。
指導実習の内容としては、ウォーミングやジョギング、ストレッチ、アクアダンスなどを行います。

試験に合格

講習会に受講後試験があり、その試験に合格するとアクアフィットネスインストラクターの資格を取得することができます。
必要な費用としては、講習会受講料が11,000円、テキスト代が5,280円、検定料が3,300円、合計19,580円で資格を取得することができます。

アクアフィットネスのメリットはなに

アクアフィットネスは凄いメリットがあります。陸上での運動よりも遥かに高い効果を得ることができます。水中での運動は、「なんとなく良い」と思いがちですが、水中の運動が良い理由がきちんとあります。今回は、その理由をしっかり解説していきたいと思います。


浮力が働く

水中は浮力が働きます。浮力とは、浮く力です。水中に入ると誰もが、カラダが軽くなった感覚があると思います。
これは体重の重い方に凄くいいことです。体重が重く脂肪が多い方が痩せる為には、運動をしないといけません。運動となると、ジョギングやランニングを行う方も多いと思いますが、脂肪が多い方は膝に対するストレスが高すぎてケガをしてしまいます。つまり、痩せる為に頑張って運動してもケガをしてしまう可能性が高いということです。
水中では浮力が働き、ウォーミングやジョギングをしても膝に対するストレスが軽減するため、ケガをするリスクを減らすことができ運動することもできます。
そのため、アクアフィットネスは陸上での運動では、ケガのリスクが高い方も運動することができます。

静脈還流が働く

水中には水圧という効果が働きます。水深が深ければ深いほど水圧が強まります。つまり、ふくらはぎが水圧が強く、太腿、腰、胸になるにつれ水圧が弱くなるということです。そのおかげで血液の流れが良くなります。
ふくらはぎなど地面に近いところだと、重力に逆らって血液を心臓に戻さないといけないため、筋肉量が必要になります。女性が、ふくらはぎがむくみやすい理由も筋肉量が男性よりも少ないからです。
水中での運動はふくらはぎ周辺が水圧が高まり、上にあがるにつれ水圧が弱まるのでふくらはぎの血液を心臓に押し上げてくれます。つまり、水中での運動は、足のむくみ改善などにも効果があるということです。

安心な負荷になる

水は空気の約800倍の抵抗があると言われているので、水中で動くだけでも筋力トレーニングになります。また、水中の負荷は自分の動作のスピードの速さによってどんどん上がっていきます。つまり、速く動かせば動かすほど負荷が上がるということです。
筋力が弱い人だと速い動作で動かせないので弱い負荷に、筋力が強い人だと速い動作で動かせるので強い負荷になります。自分に合った負荷を自分で調整できるので安全にトレーニングすることができます。
ウエイトトレーニングだと重さを調整しますが、50kgしか持てない人に60kg重りを付けてしまう可能性もあり、この場合ケガをしてしまいます。
水中ではそのようなミスはほぼないので、より安全に行える素晴らしい運動になります。

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