掲載日:2021年06月24日  更新:2021年10月07日

NEW

NEXT AWARD トレーナー・インストラクター オブ・ザ・イヤー2013

フィットネス・トレーニング指導者の活動範囲を広げ、広く業界と社会に貢献する活動を称えるネクストアワード『トレーナー・インストラクター・オブ・ザ・イヤー』
2013の受賞者が決定!フィットネス・トレーニング分野で高い価値を生み出している各受賞者の活動内容を紹介する。

MUST ITEM!
手帳。ほとんどのツールはデジタル化した物を使用していますがスケジュールのみはアナログに手帳で管理。
fan`sの今も未来も全てこの中に詰まっています。スタッフから贈られたボールペンと併せていつも大切に持ち歩いています!

写真
①社員結婚式
社員staffの結婚式。自分が創業した会社の社員が結婚式を挙げ幸せそうな顔をしている事にとても感動しました。

②BBQイベント
年間に20本近く実施するイベントの1つ。トレーニング系以外のイベントも大変好評です!

トレーナー部門 審査員特別賞 西口雄生さん(28歳) Y-fitness project 代表

西口雄生さんは、地元名古屋エリアで活動するインストラクター・トレーナーとの広いネットワークを持っている。というのも、毎年9月に開催される「名古屋フィットネスフェスタ」では、第2回から運営事務局長として、リーダーシップを発揮。第5回目となる2013年には、1,200名を超える参加者を集めるイベントに育て上げてきた。同エリアはもとより日本のパーソナルトレーナー、マイクロジムの草分けリーダーでもある株式会社nanoの高橋順彦さんのもとで3年間修業した後、2013年4月に独立した西口さん。パーソナルトレーニング指導を月々約100本提供する傍ら、勉強会やセミナー、指導者育成や研修などの事業を伸ばしてきた。その活動が認められ、中日新聞や中部経済新聞をはじめ、地方紙やケーブルテレビ、FMラジオの出演など、広くフィットネスを啓発する活動に繋げてきている。

「実は、nanoで働く前にも一度独立してやっていこうとしたことがあるのですが、その時は力不足を痛感しました。そんな時に高橋さんや名古屋の熱い仲間と出会い、一緒に仕事をする中で自分なりに力をつけてくることができました。改めて独立を決意したのは、自分のように苦労しているトレーナーたちをサポートすることで、より多くの一般の方々に良い影響を届けていきたいと思ったからです。名古屋のイベントにも数多くの方々にご参加いただいていますが、2013年に携わった小中学校の部活動外部顧問向けセミナーには85名という多くの指導者が参加されたり、ランニングやポールウォーキングなどの指導者向けのセミナーにも毎回初めてお会いする指導者の方々がたくさんいらっしゃいます。我々トレーナーや指導者の手が届いていない人たちが多くいることを実感しています」

地元の学生若手トレーナー主催の勉強会で講師を務めることも多い西口さんは、今後も指導者のサポート事業を拡大していくことを目指し、新たな事業計画を立てている。その一つがトレーナー向けシェアオフィスの運営だ。オフィスやスタジオを共有して、そこで事業者登記ができ、ビジネス面のサポートや、各種勉強会なども開催して、トレーナーが経営者としても活躍できる第一歩を応援するインキュベーション施設。まだ物件探しの段階だが、イメージは明確に描かれている。

「自分が苦労していた時、高橋さんや仲間たちに助けられたように、こんどは自分が少しでも仲間の力になることで、トレーナーの社会への貢献度を高めていけたらと思います。ありがたいことにクライアントには経営者の方々も多いので、クライアントの方々にも学ばせていただきながら、多くの人にとっての人生のパートナーのような存在になれたらと思います」


西口雄生さん Yuuki Nishiguchi
愛知学院大学大学院で健康・スポーツ科を専攻。学生時代はバスケットボール部に所属。トレーニングでパフォーマンスが高まったことに興味を持ち体育教師を目指して進学したが、大学1年の時、民間フィットネスクラブでのアルバイトを機にフィットネス業界に惹かれトレーナーに。株式会社nano社員を経て現職。フィットネス業界の発展にも寄与したいと邁進中。取得資格:JCCAマスタートレーナー、ViPRトレーナー、NSCA-CSCS、NSCA-CPT、など多数。

MUST ITEM!
コーヒー(左上)、ノートパソコン(右上)
ビジネス書、通信機器(左下)、トレーニングウェア(右下)
トレーニング指導、講師活動、セミナー&イベントの企画運営に必須のアイテムです。

写真
第2回目から運営事務局長を務める「名古屋フィットネススタッフ」は2013年参加者1,200名を超えるイベントとなった。

トレーナー部門 審査員特別賞 安井ちなつさん(34歳) Private training space『Green Room』個別体操教室 代表

鎌倉の観光地からほど近い住宅街にある『Green Room』は、地元の子連れママたちが集まる憩いの場。2013年1月に安井ちなつさんが、自宅1階に確保していたスペースを個別体操教室として開放。「かまくらママトレーニング教室」として人気を集めている。安井さん自身も、3歳と、生後8ヶ月の2人の娘の育児に追われるママ。気持ちが分かち合えるからこそ提供できる特別な空間となっている。

「私自身、第一子の出産後、ホルモンバランスの大きな変化に心も身体もついていかず、長い産後ブルーを経験しました。子育ての大変さを発散したくて、親子体操教室などにも足を運びましたが、ほとんどが子ども中心の教室。ママが主役の運動教室が欲しくて、似た境遇のママ友を集めてボランティアで運動教室を始めたのがきっかけです」

その時の思いは「いつも子育てに頑張ってるんだから、ママのトレーニングにもたまには付き合って貰うわよ!ベイビー!」。このコンセプトに賛同するママたちが次々に増え、5月からは木曜日のグループレッスンは1回(1時間)2,000円、パーソナルレッスンは、1時間3,000円へと有料化。現在ではパーソナルトレーニングが提供レッスンの8割を占める。内容は、体型を戻したり、骨盤底筋群をはじめとした産後特に必要となるトレーニングが中心だが、おしゃべりだけで満足するママも少なくない。都心から1時間あまりで通える鎌倉の地には、出産前までバリバリと働いていた女性も多い。育休・産休に入ると地元に知り合いもなく、時間をもてあます人も少なくないという。産後の女性特有の身体の悩み、子育ての悩みを近い立場で相談できることが、地元ママたちにとって何よりの心のよりどころとなっている。

安井さんは、日本女子体育大学を卒業後、民間のフィットネスクラブに就職、結婚を機にフリーインストラクターとなり、出産を迎えた。インストラクター時代から、『自分にしかできないことは何だろう』と考えていたが、今になってインストラクターとしても人の役に立ち続けられる方法が見つかった。鎌倉市からも活動が認められ、鎌倉市子育て支援団体として登録され、地元社会にも貢献し始めている。

「ママの多くは、産前は社会の中でキラキラと輝いていた人たち。子育てが大変で辛い試練にならないように、ママとしても輝けるお手伝いができたらと思います。今後は『上の子が熱出しちゃって病院行くから30分だけ下の子見てて!』といった緊急時にも気軽に託児所として頼って貰えるような場所にしたいと考えています。『Green Room』はサーフィン用語で、波のチューブの中の最高の空間。素敵なママが集まる、人を魅了する場所に育てていけたらと思います」

安井ちなつさん Chinatsu Yasui
日本女子体育大学卒業後、民間フィットネスクラブ社員を経て、結婚を機にフリーインストラクターに。エアロビクスをはじめグループエクササイズの指導を中心に精力的に活動していたが、出産で活動を休止。産後サークル活動から、現在のスタジオ運営に繋げ、パーソナルトレーナーとしても支持を広げる。健康運動指導士・中学校高等学校保健体育教諭一種免許

MUST ITEM!
ご機嫌直しのプロ!アンパンマンとガラガラです!

110 件中 61-80