相手によい印象を与えるためには、明るく、雑音の少ない環境をつくることも心がけよう。服装は上下スーツ、背景は無地の壁やカーテンがオススメ。目線が面接官だと伏し目がちに映ってしまうのでカメラを見るのがよいだろう。
面接は相互理解を深める場だ。うなずきや相槌など、対面よりもややオーバーに表現したほうが、気持ちが伝わりやすい。はっきりと大きな声で話すことも大切だ。
直接対面しないことにより、その場の出来事や醸し出す雰囲気など、非言語情報による記憶がしづらくなる。一方、言語情報のウエイトが重くなるため、考えを掘り下げて言語化することがより大切になる。短い言葉で想いを伝えられるよう準備しよう。
面接の時間は仲間として想いを伝える
企業にとって採用は一緒に企業を成長させていく仲間を探すこと。面接では、仲間の目線で企業を評価して共感したことを伝えることが有効だ。フィットネスや健康など、展開しているサービスへの熱意はもちろん必要だが、それに加えて、その企業がどう魅力的なのか、自分のビジョンとどこが合うのかを伝えよう。
企業についてきちんと調べた人と何も知らない人とは話す内容がまったく違う。その
企業について知っていれば知っているほど、面接官は好感をもち、またなぜそこに着眼したか、どのような考え方なのかといった学生への理解も深まる。
人は皆、知っていることのなかからしかやりたいことは生まれない。まずは知ることで、自分により合った環境を見つけることができるだろう。