掲載日:2021年08月08日  更新:2021年10月07日

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【先輩の声】だから私たちフィットネス業界に就職しました!

フィットネスクラブの現場で活躍する若手社員がこの業界を選んだ理由とは?
業界を代表する6社の先輩社員に、入社してからの仕事の流れや働きがいを聞いた。

現在は、Athlete Tuning Methodというアスリートパフォーマンスの底上げをサポートするオリジナルプログラムの提供などパーソナルトレーナーとしての活動のほか、身体を改善するために必要な3大要素、“トレーニング×ケア×食事”の“ケア”に特化した会員種別へのお申込みを増やすための戦略を考えたり、またサービスを提供するスタッフの教育を担当しています。レッスンでは、身体が変わってきたことを実感してくれたり、そうして感謝のお言葉をいただけることがあり、大きなやりがいにつながっています。

働きながら感じるのは、先ほどの三大要素すべてに関してこんなに質の高い、充実したサービスを提供しているジムはほかにはないのではないかということです。今はコロナ禍により控えていますが、それまでは、代表のケビン山崎が定期的にアメリカに行き、最先端のトレーンニング情報を私たちに提供してくれていました。

知識のアップデートが大変なときもありますが、反面、最先端の技術を習得でき、自信をもってお客さまに提供していける環境に感謝しています。

皆がハイパフォーマーに将来は育成側にも興味

トレーナーとしてお客さまと接していると、高いコミュニケーション力やヒアリング力の重要性を感じます。今はまだ、私が意図したことと違う捉えられ方をされることがあるので、「伝える」でなく「伝わる」話し方ができるよう、先輩を見て学んでいるところです。

お客さまの笑顔を身近で見られるトレーナー業にやりがいを感じていますが、将来は、当社の全トレーナーが素晴らしいパフォーマンスを発揮できるよう、育成やサポートを行う側にまわりたいと考えています。1人のトレーナーが特化してすばらしい、ではなく、全員がすばらしいパフォーマンスを発揮できるようになって、ジム全体にさらなる活気を生み出していけたらいいなと思っています。

CASE6 株式会社サップス

多くの人と触れ合い指導者としての意識に変化

グランドニッコー淡路スパ&フィットネスリストーロ
柁川和乃さん
Kazuno Kajikawa
1999年兵庫県出身。小学校3~6年生のときはジュニアスイミングスクールに通う。大阪リゾート&スポーツ専門学校アクアインストラクターコース卒業後、20年に株式会社サップスに入社、グランドニッコー淡路の中にあるスパ&フィットネスリストーロに配属。

憧れのスイミングコーチへ会員さまの温かさに感動

私は工業高校のデザイン科出身で、実は運動部に所属したこともありません。しかし、将来の進路について考え始めたときに、浮かんできたのがスイミングコーチでした。小学校時代に3年間、スイミングスクールに通っていた当時の憧れの気持ちがよみがえり、スイミングコーチになりたいとフィットネス業界に入りました。ほかのフィットネスクラブでもアルバイトを経験しましたが、私が配属になった店舗の会員さまは特に温かい方が多いと感じています。例えば、入社後はホテルの中にある現在の施設に配属されたのですが、コロナの感染拡大により、間もなくしてホテルが休業となってしまったので、その間、神戸北町スポーツクラブVivoに配属になりました。しばらくしてホテルが再開となったので戻ることが決定すると「帰っちゃうの?」とたくさんの会員さまが寂しがってくれ、最終日にはわざわざお菓子を渡すためだけに来てくれた方もいて、感激しました。

レッスンでは、アクアビクスの場合、指導者はプールの外にいながら水の中の動きを考慮してゆっくり動かなければならないので音楽に合わせることが難しく、なかなか慣れませんでした。でも、3ヶ月ほど経ったある日、複数の会員さまから「変わった!」と褒めていただいたんです。そのほかにも、急に会員さまが私のかけ声に合わせて一緒に声を出してくれたり、笑顔も増えるなど、会員さまとの一体感を覚えた瞬間も忘れられない思い出です。

感動体験を役員に報告1年目にして表彰される

サップスでは、毎週月曜日に全社員が役員に向けて気づきや提案を報告する習慣があり、年に1回、特によかった提案が選ばれ、表彰されるという制度があります。同じく、クレド(企業が大切にしているポリシーや信条)に沿った行動で、仲間に感謝したり、会員さまから自分が感謝されるなどの出来事を報告する習慣もあり、こちらも年に1回、対象のスタッフ数名が選ばれて表彰される制度があるので、私も先ほどの神戸北町スポーツクラブVivoでの体験などを報告してみました。正直、本当に見てくれているのかな?と思っていたので、表彰される1人に選ばれたという連絡がきたときには驚きましたし、役員の皆さんは本当に一人ひとりのメールに目を通してくれているのだと嬉しくなりました。

相手によって最適な対応ができる指導者になりたい

今の施設はホテル内のこともあり、一般の会員さまだけでなく、宿泊している方も利用されます。

夏ともなれば、特にプールなどは会員や非会員の方など本当に多くの方が利用されるので、とても忙しくなります。そのなかでも、お客さまによって話し方をフレンドリーにしたり、またはフォーマルにするなど適切な対応をすることが求められるので、少し大変に感じるときもあります。

でも、そうして年齢も違えば立場も違ういろいろな方とコミュニケーションをとるようになって、意識にも変化が出てきました。入社当初は指導者として最も重要なのは知識とスキルだと考えていたのですが、それだけではなく、相手の方が心地よいと感じる対応ができることも大切なのだと考えるようになりました。これからは、小さいお子さまにとってはお姉ちゃん、ご高齢の方にとっては孫のような存在となり、皆さんに親しみを感じていただける指導者を目指していこうと思います。

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