掲載日:2021年08月08日  更新:2021年10月07日

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【先輩の声】マネージャー・支配人に聞く フィットネスクラブの仕事

フィットネスクラブの店舗責任者である、マネージャーや支配人の仕事はスタッフの育成、入退会や予算の管理、施設品質の管理など多岐に渡る。
彼・彼女らはどのような道を辿り、何を目指しているのだろうか。
入社のきっかけやこれまでの苦労、仕事の楽しさ、今後の目標について聞いた。
マネージャーや支配人の想いを知ることは、今後のビジョンを描くうえでの参考になるだろう。

学生へのメッセージ

私は業種を絞らず様々な企業を見るなかで、自分に合うところを見つけて入社することができました。自分が何に興味をもっているか、何を大事にするかを明確にしていれば、それに合う企業を見つけることができると思います。それを見極めるためには、実際に働いている人の話を聞くことが大切です。やりたいことはそう簡単には見つからないので自分が大切にしたいことと企業が大切にしていることがマッチするかを見るとよいと思います。

アイレクススポーツライフ株式会社
第3営業部ライト統括マネージャー
有田圭司さんKeish iArita
1993年愛知県生まれ。中学は野球部、高校はテニス部に所属。15年愛知大学法学部卒業後、株式会社ハクヨプロデュースシステム(現アイレクススポーツライフ株式会社)入社。複数店舗でフロントチーフ、ジムチーフ、副支配人、マネージャーを経て、19年より現職。

CASE5 株式会社サップス

提案した企画が採用に挑戦できる環境が人を成長させる

マネジメントを担いながらレッスンを継続できる喜び

短大卒業後、テニスクラブで指導をしていた上嶋さん。フィットネス業務について学ぶため縁あってサップスへ出向し、そこでキャリアを積み2017年に正社員となった。現在はマネージャーとして施設のマネジメントを担いながら、スタジオレッスンやジュニアスイミングなど週20時間もの指導を続けている。

「リーダー職になるとマネジメント業務が中心となり現場に出る時間が減るのが一般的ですが、私の場合はいまでもこれだけのレッスンを担当させてもらえてありがたいです。指導することが好きだからこそ、この業界を選んだので、そんな社員の希望に寄り添ってくれる点もサップスの魅力だと思います」

マネジメント業務には難しさを感じることも多いが、一つひとつが勉強と考え、楽しみながら取り組めているという。

「例えば集客目標から逆算して、『あと〇人集客するためには』と、チームで様々な企画を考えることは楽しいですしやりがいもあります。やりたいことにどんどんチャレンジさせてくれる社風なので、やって失敗したらそれは自分たちの責任。またがんばろうという気持ちになります」

提案した企画が採用集客アップに成功し、自信に

サップスには全社員が気づきやアイデアを役員と共有できる制度があり、かつて上嶋さんも発案し、実際に採用されたことがある。採用されると発案者が中心となり、年齢に関係なく実現に向けてリーダーを任されることとなる。

「大きな事業案件でも通ることがありますし、通ったら自分がリーダーとしてチームを引っ張っていく。とてもやりがいのある、すばらしい制度だと思います。私は、集客力が低かったベビースイミングスクールの料金の改訂を提案しました。それまで月7,000円弱と一般的な価格より高いけれど何回でもレッスンに参加できるとしていたところを、思い切って約半額にし、利用回数に制限をかけてはどうかと提案したんです。そうしたらお申込みが約7倍になりました。ベビーのときにより多くの方と接点をもてれば、成長しても他社ではなくVivoのジュニアコースを選んでくれる確率が高まり、結果的に会社全体のためになると考えました」

自分の企画が採用、実現されたうえに結果が成功したことは、上嶋さんとって大きな自信となったに違いない。

コロナ禍による運用変更に苦労再び施設を活性化させることが目標

「マネジメントを担う者として、この施設をさらに盛り上げていきたい」と目標を語る上嶋さん。昨年はコロナの感染拡大による運用変更で大きな苦労も経験した。休業明け、密を避けるためとスタジオレッスンへの参加人数を制限し、かつ先着順としたことで、参加できない方が多く出てしまったのだ。急遽、新たに抽選制度を設け、抽選に外れた方もオンラインにてそのレッスンに参加できるようにしたという。これからもしばらくは難しい運営が求められるだろうが、マネージャー、さらに指導者としての目線を通じて施設を盛り上げるべく、上嶋さんは邁進していく。

学生へのメッセージ

やりたいことはどんどん変わっていくものだと思いますが、大切なのは、それが見つかったら、都度、突き詰めていくことではないでしょうか。そうすれば最終的に多くの強みをもった人物になることができ、それは自分の将来の可能性を広げることにつながるはずです。

神戸北町スポーツクラブ Vivo
施設事業部施設
事業本部マネージャー
上嶋三緒さん
Mio Uejima
1991年生まれ、奈良県出身。武庫川女子大学短期大学健康・スポーツ学科卒。13年より出向により株式会社サップスへ。17年より神戸北町スポーツクラブVivoにてリーダーとなった後、18年に正式に社員となり、19年よりマネージャーを務める。

CASE6 トータル・ワークアウトプレミアムマネジメント株式会社

知識や経験を外部に発信日本のスポーツパフォーマンス向上を目指す

トップトレーナーとして幅広い活動に着手

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