フィットネスクラブとは?
フィットネスクラブとは他のスポーツジムと何が違うのでしょうか?
多くのスポーツジムはマシンがメインであることがほとんどです。
しかしフィットネスクラブはさらにプールやスタジオなどを併設しているので比較的大型の施設が大半でしょう。
フィットネスクラブにくる利用者は年齢が幅広いのが特徴です。
リハビリのために運動をしにくる人もいればダイエットの目的を持っている人、アスリートや選手がトレーニングのために利用する場合もあり、いろんな人が利用しにくる場所ということになります。
その中で仕事をするのは、安全面などでもより十分に注意しなければなりません。
フィットネスクラブ内での仕事内容は?
フィットネスクラブは先ほども紹介したように、大型施設です。利用者が安心して利用できるようにたくさんのポジションがあります。その中でも多くのフィットネスクラブが行っている仕事を紹介していきます。
フロント業務
フィットネスクラブに入会するには受付にて手続きする必要がありますよね。ここでは、施設の利用方法や料金の説明などの仕事をします。
会員の管理をしたり、利用者の問題を解決したりやることはたくさんあります。すべてのことを受付が把握していることがあるので仕事内容はたくさんあるでしょう。
しかし、利用者さんの中にも会話を楽しんだりする人も多いのでコミュニケーション能力が必要になるかもしれません。利用者さんが目標達成したりと、関わる中でやりがいも多いでしょう。
指導業務
指導する人は、利用者が安全に施設を利用できるように正しいマシンの使い方などを指導します。体の使い方や有効なトレーニング方法をアドバイスしたり、プールなどがある施設ではプールでの監視をしたりして安全管理を行います。
指導員には資格がある人と特に資格を持たない人がいます。資格は必須ではないので、採用されてから先輩たちに教えてもらいながら経験値を上げて指導をすることができるようになるでしょう。
資格がある人はもちろん優遇されるでしょう。レッスンも難易度の高いものを任せてくれたりと活動の幅は広がるはずです。
メンテナンス
清掃はかなり体力を使う仕事です。大型施設では、レンタルタオルなども貸し出しているところもあります。そういったタオルなどの回収をしたり、館内の清掃を主に行っていくでしょう。
シャワールームやプールがあるところだと床に水が付着しやすくなります。そのまま放置しておくと大きな事故につながります。高齢者がいるフィットネスクラブだと特に命の危険になりかねません。ですので、清掃のお仕事は衛生面だけでなく安全管理にもかなり重要な役割となっています。
グループレッスン
フィットネスクラブは1日の利用者が多く、グループレッスンを運営しているところも多くあります。エアロビクスやダンスのようなスタジオレッスンの他にも、トレーニングをグループで行うグループトレーニングクラスも増えおり、ジムでの指導に加えてグループでの指導を行う機会も増えています。
この中で、インストラクターは利用者を指導したり、マンツーマンや複数人に対してトレーニングを行います。
インストラクターになるには資格は必須ではありませんが、何かしらの資格をもっている人が多いです。インストラクターの仕事として、他にもカウンセリングを行い、トレーニングメニューを作成するなどがあります。
利用者の目標達成のサポートをしていきますが、その中で自身も一緒に運動することが多いので、より高い運動能力と自己管理が必要になります。
フィットネスクラブ勤務のメリットは?仕事内容が魅力的
フィットネスクラブでのやりがいといえば、利用者とのコミュニケーションや目標達成のお手伝いをできることでしょう。
そして勤務している人の福利厚生として、施設を利用することができるフィットネスクラブがほとんどではないでしょうか。物販されているものも割引があったりと、体を鍛えている人にとってはかなりのメリットなのではないかと思います。
専門的な知識を持っている人に直接指導してもらえることもありますよ。
フィットネスクラブで仕事をする人に求められるスキル内容とは
フィットネスクラブにはさまざまなポジションがあることがわかりましたが、どのポジションにおいても必要になるのがコミュニケーションスキルです。
利用者が楽しくフィットネスクラブに通うには楽しい環境が必要になります。
そして少しの変化でも気づけるように日頃から会話をすることが重要なのです。
そのほかには、自分の健康管理ができるかです。フィットネスクラブで働くのは楽しいものの体力は使うことが多いのでしっかり自分の体調を管理することが大切です。
指導することがあるようなら、利用者よりも身体能力を鍛えておく必要があるでしょう。
仕事内容が分かったところでフィットネスクラブに向いている人とは
相手の立場に立って考えられる人はフィットネスクラブに向いているでしょう。
インストラクターというのは、実は接客業なのです。
その中で相手の立場にたち、相手が何を悩んでどう改善したいのか把握する力があればあるほどより深く取り組むことができるでしょう。
そして、協調性も重要になってきます。フィットネスジムでは多くのスタッフが働いています。いろいろな人が協力しあって成り立っているのでインストラクターが孤立して偉ぶるようなことがあると職場の環境が乱れてしまいますし、お客様にもおすすめしてもらいにくくなってしまいます。
フィットネスクラブで働く一員として周りと協力しながら仕事をしていきましょう。
フィットネスクラブ以外のジムの種類と仕事内容
さて、フィットネスクラブが色々なスタジオなどが併設されている
大型施設だということがわかりましたが、他にはどのような形のジムがあるのでしょうか?
フィットネスクラブ以外のジムをご紹介します。
スポーツクラブ
スポーツクラブはフィットネスクラブとほぼ同じ意味です。
違いとしては、専門のインストラクターを置き、効果的なトレーニング方法を教える複合型運動施設というのがフィットネスクラブの定義です。
パーソナルトレーニングジム、マイクロジム
パーソナルトレーニングなので、一般的なジムとは違い、マンツーマンでトレーニングしてくれるのが魅力です。専門的な知識を持ったトレーナーが指導してくれるので安心して効率的にトレーニングすることができます。
マシンに特化したジム
24hオープンのマシンジムが増えて来ましたが、プールで泳いだりスタジオなどのプログラムがなくマシンに特化することで目的に合わせて黙々とトレーニングをすることができます。
お風呂などはなく簡易的なシャワーが設置してあるところが多いかと思います。
会員制がほとんどなため、受付で毎回手続きしなくても自分のペースで運動してシャワーを浴びて帰るという大きなジムよりも静かなのが特徴です。
出勤前や帰宅前など簡単にトレーニングをすることもできるので人気が高いです。
ブティックスタジオ
ブティックスタジオは、ヨガやピラティスなど、コンセプトを絞ってクラスを提供しているスタジオです。
ダンスをしたり体を動かしたりとマシンは必要ないけどスタジオには通いたいという方にはおすすめです。
フィットネスクラブの仕事内容まとめ
いかがでしたか?
フィットネスクラブは大きな施設のため、たくさんの利用者と関わる楽しい仕事です。
スタッフ同士で協力し合い、利用者のサポートを行います。
楽しいばかりではなく、危険と隣り合わせでもあるので
スタッフ全員が常に利用者の顔色を伺ったりと安全安心の管理に努めます。
体力もいるので自分も福利厚生を利用して体を鍛えるのもいいでしょう。
様々なポジションがあるので自分にあうポジションで活躍しましょう。
そして、色々なタイプのジムがあるので仕事先を選ぶのも楽しみながら探してみてくださいね。