掲載日:2021年11月20日  更新:2021年12月19日

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スイミングインストラクターの資格とは?仕事の内容や取得後に目指す上級資格についても解説!

スイミングインストラクターの仕事の内容やキャリアの積み方、やりがいについて解説していきます。

子供からお年寄りまで幅広い層の人に親しまれている人気のスポーツの1つであるスイミング。そのスイミングを安全に効率良く上達に導いてくれるのがスイミングインストラクターの存在です。
スイミングインストラクターとして認められるには、水泳が上手いだけでなく理論や安全対策など幅広い技術や知識が求められ、公認資格もあります。
今回は、スイミングインストラクターの仕事の内容やキャリアの積み方、やりがいについて解説していきます。

上級資格を目指す前に知っておくべきスイミングインストラクターのなり方と資格の種類

スイミングインストラクターになるためには、一定の知識や技術の講習を受けて試験に合格する必要があります。スイミングインストラクターで代表的な資格は以下の3つです。
・基礎水泳指導員
・水泳教師資格
・上級水泳教師資格
上級水泳教師資格は、水泳教師資格の上位資格であり、認めらている業務の幅が広く設定されていて、スイミング指導だけでなく、施設運営についての知識を深めることができます。

スイミングインストラクターの資格をとる方法

スイミングインストラクターの資格を取る方法は、水泳連盟や体育協会が実施している講習を受けて公認資格を取る方法があります。
スイミングインストラクターを名乗って仕事するために資格を取得していることは必ずしも必要ではありません。しかし、単に水泳が得意だけというよりも、知識が豊富で理論的に指導できるインストラクターの方が安心感もあり受講生からも信頼されるでしょう。
自身のキャリアップを考えると公認されている指導員の資格を持つことは様々なメリットがあります。

基礎水泳指導員

基礎水泳指導員とは、水泳指導をする人がもつ基礎資格で、公益財団法人日本水泳連盟が認定した資格です。基礎水泳指導員の資格を取得するためには、日本水泳連盟が定めた40時間に及ぶ講習を受講し、学科と実技、面接試験に合格しなければなりません。
そのため、基礎水泳指導員の資格を持っている人は、十分な知識と指導技術を有している証明にもなり、就職採用などで有利に働きます。

水泳教師資格

水泳教師資格とは、日本体育協会のスポーツ指導者に含まれる公認の資格であり、専門的な水泳指導を行う水泳教師と水泳上級教師の2種類があります。水泳教師資格はスポーツジムやスイミングスクールなどで水泳の指導をするための資格であり、水泳の基本的な技術や指導の学習、水泳安全管理などの講習を受けます。一方、水泳上級教師は満20歳以上で取得できる、水泳教師の上位資格であり、赤ちゃんや高齢者への指導方法や水泳施設の運営管理について講習を受けて身に付ける資格です。

スイミングインストラクターが身につけるべきことと資格等級の違いについて

スイミングインストラクターが充実した指導をしていくために身につけるべきことは、水泳の技術はもちろん、水泳にまつわる知識や理論や安全管理の方法です。また、資格によっては、等級が決められている場合もあり、インストラクターの知識や技術、指導できる対象者の幅を広げるために設定されていて、キャリアを重ねていくことができます。

知識・学術面

水泳教師資格や基礎水泳指導員の資格を公認している団体が主催している講習会では水泳に関する基礎や効率的な指導方法などの知識には以下のような項目があります。
・水泳の科学
・競泳競技規則と審判法
・水泳指導法の基本
・水泳の管理と安全対策
・水泳と生活・歴史
スイミングインストラクターが安全に効率的な指導をするために身につけるべき知識は、以上のように多岐に渡っています。実際の講習会では、受験や更新するときに必要な受講時間が定められています。

実技面

スイミングインストラクターが指導を進めていくために必要な実技面で求められることは以下の項目があります。
・横泳ぎ
・潜水
・蘇生法の実技・検定
・100m個人メドレー
これらを見ても分かるように、水泳技術とともに、受講者の安全を守ることに重きが置かれていいます。水にまつわる事故を未然に防ぎ、万が一の時に適切な対応ができるようになることは、スイミングインストラクターにとって重要な要素になります。

スイミングインストラクターの等級や資格の種類

スイミングインストラクターの資格の1つである水泳指導員には、基礎指導員、指導員(コーチ1)、上級水泳指導員(コーチ2)の3つの等級に分かれています。同様に水泳教師の資格にも上級資格が用意され、経験と知識を深めることでキャリアを積んでいくことができます。スイミングにまつわる資格には上記の2つ以外にも以下のような資格があり、勤務する施設の運営上必要であるなどキャリアの方向性によって求められる場合があります。
・水中運動士
・水中運動マイスター
・アクアウォーキングエクササイズ
・アクアダンスインストラクター
・アクアフィットネスインストラクター

資格取得が有利に働くスイミングインストラクターの活躍場所や対象

各専門の団体の講習と試験を受けることで資格を取得し、公認をされたスイミングインストラクターが活躍している場所には、スイミングスクールやフィットネスが挙げられます。
指導する対象や内容は幅広く、安全を確保しながら楽しく指導をするためにも、知識や技術はもちろんですが、適切なコミュニケーション力もスイミングインストラクターに必要な能力の1つです。

スイミングインストラクターが活躍するスクール・フィットネス

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