近年フィットネスジムやフィットネススタジオにてニーズが高まってきているピラティスインストラクター。
そんな中「どのようにピラティスインストラクターになるにはどうしらいいんだろう?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
当記事ではピラティスとは何かからピラティスインストラクターの仕事の内容、ピラティスインストラクターとして活躍するための資格をまとめていきます。
ぜひ最後まで見て行ってください。
ピラティスイントラクターになるにはピラティスを知ろう!
ピラティスとは、1920 年代にドイツ人従軍看護師ジョセフ・ヒューベルトゥス・ピラティスが開発したエクササイズです。
ピラティスは「身体のストレッチ」「筋力強化」「バランス強化」を目的としてデザインされたエクササイズと身体の動作法で、ピラティスを行うことで理想的な姿勢と動作を学ぶことができます。
様々なケガや病気から体を回復させるために開発されたエクササイズということもあり、リハビリテーションの一部として取り入れられていました。
現在では、美容やダイエットのためのエクササイズとしても行われており、体幹やインナーマッスルを鍛えるようなレッスンとして取り入れられている施設も増えてきています。
ピラティスインストラクターになるには2種類ある
ピラティスインストラクターになるには大きく2種類あります。
・マットピラティス
・マシンピラティス
上記2種類がどのように違うのか説明していきます。
マットピラティス
マットピラティスとはフィットネスジムやスタジオなどでマットの上で行うピラティスのことで、一番オーソドックスなものです。
マットの上で行うためマットさえあればどこでも行うことができ、誰でも導入しやすいピラティスです。
ピラティスインストラクターを目指す方はまず最初にマットピラティスの資格を取得する必要があります。
マットピラティスの資格取得後に下記のマシンピラティスやマタニティピラティスなどの資格を取得していきます。
マシンピラティス
マシンピラティスとはマシンピラティス専用の機械や器具を使用して行うピラティスのことです。
マシンピラティスは専用のマシンを必要尾するため、ピラティスを実施する際は決められた施設にて行う必要があります。
その点、機械を使うことで難しそうに思われがちですが、ピラティス初心者の方をはじめ高齢者の方、体に不調がある方でも効果的にトレーニングを行うことが可能です。
ピラティスインストラクターになるには仕事内容を知ろう!
ピラティスインストラクターの仕事は、スタジオやフィットネスクラブ、地域のカルチャースクールや公民館、レンタルスタジオ等を使用した教室に来られる生徒に、安全に効果的なピラティスを指導することです。
雇用に関しても正社員でフィットネスジムやスタジオに勤めたり、フリーランスとして個人で業務委託契約を結んで活動したり、個人でスタジオ開き活動する方法があります。
指導する際には、レッスンを行う時間設定を決め、ピラティスの目的と対象者に合わせた難易度などを踏まえ、レッスンプログラムを作成します。
1レッスンの指導時間は45~60分で設定しているレッスンが多いです。
グループレッスンでは、まずウォーミングアップを行い、クラスの難易度にあったエクササイズの手本を見せたり、声にによる指示や指導を行います。
また、ピラティスは生徒と1対1でのマンツーマンで指導を行うことも出来ます。
グループでのレッスン異なり、1人1人の目的に合わせてプログラムを作成して指導を行いますので効果を実感させやすいです。
レッスン料はグループレッスンより少し高く設定しますが、マンツーマンでの指導の需要も伸びてきています。
ピラティスインストラクターになるために必要な資格とは?
ピラティスインストラクターになるために下記にオススメの資格をまとめました。
・basi(バシ)ピラティス
・PHIピラティス
・JAPICA日本ピラティス指導者協会
・FTP Pilates
・StottPilates
・PeakPilates
・PolestarPilates
各協会や団体によりカリキュラムの内容も異なりますので、ご自身の目指したいピラティスインストラクター像に適した資格を探してみてください。
basi(バシ)ピラティス
世界各地で通用する、国際的に有名なピラティスの資格の1つです。
BASIピラティス養成講座では、伝統的なピラティスの医療的なメソッドに科学究的知識を盛り込みんでおり、スポーツ選手やダンサー、ヨガインストラクターなども多く受講しており、どんな分野でも取り入れることのできるピラティスを学ぶことができます。
理学療法士や医師、看護師、作業療法士、カイロプラクティックなどの医療系の仕事をされている方向けの医療従事者向けのコースなどもあり、専門的な内容を学ぶことができます。
PHIピラティス
ピラティスの講座の中でもリハビリテーションとコンディショニングとしての考え方を大切にした資格です。
リハビリとしてのピラティスからトップアスリートのトレーニングにも応用できる機能改善やパフォーマンスアップもサポートする知識を学ぶことができます。
アレンジを活かせるピラティスのプログラムが特徴的であり、日本ではサッカー日本代表クラスの選手達などの間で行われているそうです。
JAPICA日本ピラティス指導者協会
欧米人向けに作られていたピラティスを日本人の骨格に合わせたアプローチ法を加えた資格です。
カリキュラムもピラティスの歴史や原則、機能解剖学、姿勢評価、約50種類のエクササイズから構成されており、ピラティスに必要な知識を学ぶには十分に備わっています。
日本人向けに作られているため、日本で活躍する方にとってはオススメです。