掲載日:2023年05月02日  更新:2023年04月27日

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成長する世界のウェルネス市場

コロナ禍をきっかけに、身体の健康はもとより、心の健康にも目を向ける人が増え、世界的にウェルネス市場の成長性が注目されている。フィットネス事業者にとっても、新たなビジネスチャンスとして、新たなサービスが開発されている。本稿では、ウェルネス市場について、グローバル・ウェルネス・インスティテュートのレポートをもとに、詳解する。

 メンタルウェルネスに関連する4つのカテゴリーの製品、サービス、体験に対する消費者の支出が含まれる。1 )自己啓発、2 )瞑想とマインドフルネス、3 )脳を活性化する栄養補助食品と植物性食品、4 )感覚、空間、睡眠。

⑨スパ

 デイスパ、ホテルリゾート・スパ、デスティネーション・スパ、メディカル・スパ、など、さまざまなタイプのスパ施設の収益を集計している。

⑩職場のウェルネス

 従業員の健康増進を目的とした、雇用主によるプログラム、サービス、活動、設備に対する支出を含む。これらの支出は、特定の健康リスク要因や行動(例:運動不足、食生活の乱れ、ストレス、肥満、喫煙)に対処し、従業員がより健康的なライフスタイルを採用するよう促すために、意識の向上、教育の提供、インセンティブの付与を目的としている。

⑪温浴・温泉

 温泉、ミネラルウォーター、海水など、特殊 な性質を持つ水のウェルネス、レクリエーショ ン、治療用途に関連する事業所の収益を含む。

世界のウェルネス市場は2020年の発表で4.4兆ドル

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