【お話を訊いた方】
1. インストラクターを大切にする環境が生む働きやすさ
―はじめに、KASANEについておしえてください。
黒木さん:Pilates KASANE は4名以下の少人数レッスンを中心としたピラティススタジオです。
お客様1人1人に寄り添ったレッスンが最大の特長で、「あなたの健康美を引き出す」をコンセプトに、
ピラティスを通じてお客様の人生を豊かにすることを目標にしています。
多くのピラティススタジオでは10人~30人ほどの大人数で決まった内容のレッスンが行われることが多いなか、
KASANEではそれらとほとんど同じ料金で少人数制の細やかなレッスンを受けていただくことができ、
お客様にとって価値を感じていただけている部分だと考えています。
マシンを使ったレッスンだけでなく、マットで行うレッスンもありますし
グループレッスンだけでなくパーソナルレッスンもご提供しており、
お客様のニーズに合わせてお選びいただけることも特長の1つです。
これはインストラクターにとっては多様な実践の場があるということでもあります。
在籍しているインストラクターには、経験者はもちろんですが、未経験の方もいます。
ピラティス以外のインストラクターから転向した方や、理学療法士、プロのダンサーなど
多彩なバックグラウンドをもつメンバーが集まっていますし、年齢も20代から50代までと幅広いです。
研修体制も充実しているため、これまでピラティスの指導経験がなかった方でも早期から活躍している方がたくさんいます。
―入社時の研修についても教えてください。
黒木さん:入社後の2カ月間は研修にあたります。
スタート時には一斉に研修を開始しますが、経験や習熟度は人により異なるため
個別の進捗に応じてカスタマイズしていきます。
また、自動的に期間を終えたら卒業ではなく、レッスンチェックで認められたら現場に出ることができます。
教育を中途半端にはせずお客様のためにレッスンが提供できる状態まで、講師と仲間みんなでサポートしていきます。
―すべての職種で入社後に「人に聞ける」という環境のありがたみを感じることが多いと思うのですが・・!
黒木さん:入社後も不明点や、レッスンをより良くするためにも質問をし合うというのは大事なことだと考えています。
KASANEでは、LINEグループでスタッフ間でも講師へも随時質問をし合える環境を整えています。
なかには理学療法士の方もいるので、自分になかった観点からの返事が来たりと、私自身も勉強になっています。
例えば、あるお客様の体調や特定の悩みに対して、他のインストラクターから専門的なアドバイスをもらって指導に活かしたりと、
常に成長し続けられる環境が整っています。
お客様に対してベストな指導を提供するためには、インストラクターが常に新しい知識や技術を学び続けることが大切です。
KASANEでは、お客様の体の悩みを改善するために、日々お互いに意見を交わし、学び合う環境を作り上げています。
―KASANEでは、インストラクターの働きやすさを重視されていると聞きましたが、どのような制度やサポートが用意されていますか?
黒木さん:KASANEではインストラクターが安心して長く働けるよう、多くのサポートを提供しています。
特に、妊娠や出産を経て復帰を考えているスタッフに対しても柔軟な選択肢を用意しています。
復帰後は週3日や週4日勤務等と段階的に戻すことができるほか、
インストラクターとして安定した雇用が得られるのも他ではあまり見られない強みだと思います。
―それは非常に魅力的ですね。仕事とプライベートのバランスが取れる現場にいるのは、特に女性にとってはありがたいですね。
黒木さん:そうですね。KASANEで働くうえで、働きながらも自分自身のライフスタイルを大切にしてほしいと考えています。
どんなに仕事が好きでも、長期的に続けてもらえる環境がなければ、体力的にも精神的にも厳しくなってしまいます。
私自身、インストラクターとしての経験を積み上げる中で、
長く働ける環境について自分自身のキャリアを考えた結果、KASANEで働くことを決めました。
自身のステージに合わせ、時短勤務や勤務日数の調整など長期的に頑張れる体制をどんどん活かして
キャリアを積み重ねていって欲しいと思っています。
―KASANEのインストラクターは、長く働き続けることができることを大事にしていると伺いましたが、その背景にはどのような要素があるのでしょうか。
黒木さん:やはり、働きやすさとお客様に対する思い、この2つが大きな理由です。
また、お客様のために頑張りたいという気持ちが強いインストラクターが多く、
その思いが長く働き続けられるモチベーションになっています。
お客様が「体が良くなった」と感じた瞬間や、喜んで姿を見せてくれることが大きなやりがいになっています。
2.「お客様のために」という姿勢が育む成長
―お客様のためにという言葉がよく出てきますが、これはインストラクターにとって重要な要素なのでしょうか?
黒木さん:はい、お客様のためにという姿勢は、私たちが最も大切にしていることのひとつです。
インストラクターは、お客様の体の悩みや健康改善に寄り添いながらレッスンを提供しています。
ただの運動ではなく、個々のお客様に合わせたアプローチが必要です。
少人数制のレッスンなので、お客様一人ひとりの体の状態を見ながら、必要に応じて内容をカスタマイズします。
これにより、お客様は自分の体に合った指導を受けることができ、より効果を感じてもらいやすくなります。
黒木梨帆さん
KASANE研修講師
インストラクター