タレントとして活躍している優木まおみさんは、ある時期からウェルネスに目覚め、現在は身体美容家としても活躍の場を広げている。彼女がウェルネスに目覚めた背景と、未来に向けて推進しているウェルネスな活動とは。国際スポーツ＆ウェルネスウィークエンドで、２年連続ウェルネスチャンピオンとして表彰されたTAKAさんが、対談形式で話を訊いた。

【TAKA】一昔前の日本のフィットネス業界は大手スポーツクラブが引っ張っていましたが、今は変わってきたと思います。まおみさんのようなパーソナルをメインにした腕のあるトレーナーがサロンを開きクライアントの健康づくりをする時代になってきたのではないかと思いますが、まおみさんは、どう思われますか？

【優木まおみ】そういう時代になったのなら嬉しいです。資金的に大手企業には敵わない私たちがクライアントに選んでもらうには、他とは違う「顧客に刺さる特別感」を提供することだと思うんです。流行りもありますが、やはり“ブレない本質”がないといけない。クライアントが、何のためにしているのかを見失わないサロンにしていかなければならない。その為には来てもらったら１回でも結果を出せるトレーナーでいなければならないと思います。

【TAKA】まおみさんは、なぜピラティスではなくオリジナルのメソッドを作ったのですか？

【優木】２年ほど生徒として通った後に養成コースを受けました。４年前にマシンピラティスの資格をとってから、ヨガフェスなどに呼んでもらうようになり、“ピラティスを身近に感じて、みんなで楽しめる、マシンがなくても子どももやりたくなるようなメソッドを作りたい”と思い、マオビクスを作りました。

ピラティスメソッドをベースに、自宅や、屋外でも気軽に続けやすいように開発された、優木まおみさん考案のエクササイズメソッド。MAOmi Beauty Inner Conditioning Systemの頭文字をとっている。「リセット」「リバランス」「リマインド」を3つの柱として、身体の仕組みへの理解を深め、気軽に楽しく体幹から身体を変えていけるメソッドとなっている。