掲載日:2024年04月22日  更新:2024年04月23日

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ピラティス公式継承者がみるピラティスブーム・ジョセフピラティスの弟子からも指導を受けられる!~ピラティスメソッドジャパン株式会社~

爆発的な成長を見せる
世界のピラティス市場動向と、未来
指導者がプロフェッショナリズムを高めることがブームに終わらない市場をつくる
櫻井淳子さん

ピラティスメソッドジャパン株式会社 代表取締役
第二世代ピラティスティーチャー(公式)

2024年2月16〜18日、スペインサンティアゴにて、世界をリードするピラティス指導者が集まるカンファレンス「Pilates on Tour」が開催され、日本からは、第2世代ピラティスティーチャーで、ロリータズレガシーの幹部エデュケーターの一人である櫻井淳子さんがアシスタントとして出張。世界の業界動向が共有されるレクチャーの外、ジョセフ・ピラティスの公式認定者であるロリータ・サン・ミゲルや、ピラティス市場の成長をマシンメーカーとして支えてきているBalanced Body社社長のケン・エンドルマン氏と会見。その世界最先端の情報を踏まえて、日本でも急成長を見せるピラティスの未来について、話を訊いた。

――ピラティスは今、世界的に市場が成長していますが、特に注目されている動向について教えてください。

櫻井:
ピラティスはもともと負傷兵のリハビリとしてジョセフ・ピラティス氏が指導していたメソッドですが、1990年頃からアメリカでセレブのエクササイズとして広がり始めました。当時、「ピラティス」という言葉は商標登録されていたのですが、当時からピラティスマシン製造を手掛けていたケン社長が、「ピラティス」を一般総称として広く関係者が使えるようにする裁判をおこし、2000年には、「ピラティス」の使用が解禁されました。ピラティス市場は、ここから一気に成長していくことになります。
ケンさんによると、1990年当時、ピラティス関係の知人全員にメールを送って、「知っているすべてのインストラクターとスタジオを教えてください」とリストにまとめたところ、126人のリストができたとのこと。当時はその倍の約300人くらいの指導者とスタジオがあったと推察されました。
それが、2020年時点での米国の市場調査によると、「ピラティス・ヨガスタジオ」というカテゴリーで、370,000社がリストされ、個人の小さなスタジオを含めるとさらに倍程度いるとして、740,000のピラティス関係施設があると推定されるに至っています。
コロナ禍で、さらにピラティスへの注目度が高まっています。特に、人としてのパワーを取り戻すうえで、対面指導での本質的なピラティスの価値が見直されており、また、リフォーマーやバレル、チェアをはじめ、すべての種類のピラティスアパレイタスが揃っている、充実した設備のスタジオの評価が見直されています。
ピラティスが急成長を遂げ、プログラムもマシンも多種多様になる一方で、人々のニーズが原点回帰する動向も見え始めているのです。

――ピラティスの未来と、ブームに終わらせないために指導者として持つべき視点を教えてください。

櫻井:
現在、世界的にピラティススタジオが乱立していて、米国では、「マクドナルドピラティス」と揶揄されるスタジオも出てきているようです。ただ、こうしたスタジオも、ピラティス人口を増やすことに貢献しており、ビジネスとしても成功しているところも多いです。ビジネスとして割り切って、短時間の研修時間で育成したインストラクターが、安価に購入できるマシンでピラティスを指導できる仕組みをつくることで、低価格でのサービスを量産し、市場拡大に貢献している事業者も多くあります。
ピラティス市場の健全な成長を促すために、ピラティスメソッドアライアンス(PMA)では、ピラティスが指導できるまでに、マシンを含めたフル認定には450時間、マットピラティスでも100時間の講義と宿題を最低限必要としています。マシンのメンテナンスや、マシンや身体に関する安全性についても、こと細かくガイドラインが示されています。
ピラティス市場の今後の発展において、最も重要なのは安全性であり、事業者や指導者の倫理観も問われていくでしょう。
ピラティス氏は、晩年このメソッドを啓蒙するためのパンフレットに、この言葉を遺しています。
「よく専門的に教育された指導者からピラティスを提供されたときのみ、本来のピラティスの効果を得ることができる。ピラティスの本来の価値とは、心の活力と身体の健康により、本来の自分を取り戻すことができる」
まず指導者自身が、自分がピラティス業界の中で、どのような教育を受け、どのような立ち位置で指導をしているのか、どのような価値を提供しているのかを適切に把握することが大切です。
世界のピラティスコミュニティとの繋がりを持ち、プロフェッショナリズムを高めていくことが、今後の日本のピラティス市場の健全な成長を支えていくと思います。

ピラティスの公式継承者として、世界規模でレガシーを守り伝え続ける

今や世界中に爆発的に広まったピラティスは、日本でも大きなブームとなっている。元を辿ると創始者ジョセフ・ピラティスが生涯をかけて開発したメソッドであり、彼の教え子たちにより伝えられてきた。
この中で、櫻井淳子さんは、ピラティス氏が公式に認定を出したロリータ・サン・ミゲルの弟子となり、2021年12月には、世界のピラティス界においても、日本のピラティス界においても、歴史的な締結が結ばれた。
この公式に受け継がれたピラティス指導者養成コース、Lolita’s Legacy™ Pilates Teacher Training Program(以下、ロリータズ・レガシー)が、日本を代表するピラティス指導者である櫻井淳子さんによって継承されることが決まったのである。また、現在はプログラムだけではなく本部のメンバーとしてロリータピラティスを継承するメンバーの5人のうちの一人として選ばれ、世界的に活動をしている。櫻井さんは、英語の壁を超えて世界に飛び込み、大変な努力を重ねて日本と世界へダイレクトに繋がる道をつくれたことに喜びを感じているという。

ジョセフ・ピラティスから公式に受け継がれた、ここでしか学べないピラティス。本物を学ぶなら、ロリータズレガシー!

「国際的な環境でピラティスを提供できるということは、多くの人が世界と時差のない情報を手にすることができ、日本におけるピラティスの発展にも大きく貢献すると考えます」
櫻井さんが日本で提供するロリータズレガシーを通して、ジョセフ・ピラティスの信念や哲学、ロリータの65年にも及ぶピラティスの知恵を詳細に提供できること、また、世界で最も質の高い指導者を育成できることが可能になった。さらに驚くべきことは、日本の生徒も、世界中からオファーが絶えないロリータによる指導を、優先的に直接受ける機会もある。
ロリータズレガシーでは、昔では考えられないような国際的でピラティス業界における中心的な環境が用意され、本来のピラティスの価値と真髄がこの日本にも脈々と受け継がれていく。



Mail:academy@pilates-body.jp
HP:www.pilates-body.jp


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