コロナ禍を経て、新たな健康習慣として定着しつつあるマシンピラティス。プライベートレッスンからグループレッスンまで、多様なスタイルで親しまれています。「ピラティス最新トレンド大特集!」では、業界をリードする注目スタジオを特別取材。情熱あふれるインストラクターたちの生の声をお届けします。レッスンプログラムの特徴や指導で心がけていること、そして生徒さんの変化を見守る喜びなど、現場ならではのエピソードが満載。今回フォーカスするのは「Pilates K」。
西海岸のブティッククラブのような雰囲気で美しさを引き出すPilates K
東京都と大阪府を中心に全国35店舗を展開するPilates Kは、米国のブティックスタジオをイメージしたシンプルでスタイリッシュな女性専用スタジオです。最大32台のリフォーマーでのグループレッスンにこだわり、音楽に合わせて一体感を感じながら動き、英語でキューイングをしてライブ感も演出しています。「30才からの本気ボディメイク」として、女性たちが本来持っている美しさを引き出すコンセプトが多くの支持を集めています。
5年間で各店舗のオープニングに携わってきたMizukiさん
Pilates Kでトレーナーを務めるMizukiさんは、2019年に新卒で入社し、現在5年目のベテランです。一号店の銀座店から池袋店のオープニングに携わって以降、大阪店、仙台店を経て現在のトレーナーになるまで、各店のオープニング業務に携わってきた経験豊富なインストラクターです。
「Pilates Kの魅力は、会社の理念である『自分を愛し、輝く女性をつくる』というパーパスに基づくレッスンをしているところ。ピラティスを通じてお客様の心と体のニュートラルを引き出すことで、お客様自身が持っている”自分らしい美しさ”に気づいてもらうことを大切にしています」とMizukiさんは語る。
心と体の両方にアプローチする独自のレッスンスタイル
Mizukiさんが手がけるレッスンには、従来のピラティスにはない特別な工夫があります。ビートの効いた音楽とともに、バーバルキューの多くを英語で行うことで、まるでライブ会場のような一体感を演出。「地味・きつい」というピラティスの固定観念を吹き飛ばす、カジュアルでスタイリッシュな空間を作り上げています。
レッスンの前後には「前説」「後説」の時間を設け、身体の変化だけでなく心の変化についても丁寧に説明。参加者一人ひとりが持つ本来の美しさに気づけるよう、言葉でのサポートも欠かしません。強度の高い動きの中でも「ナイスジョブ!」「パーフェクト!」といった承認の声掛けで盛り上げ、全員で達成感を共有することを大切にしています。
「レッスンの前と後では、参加者の方の表情がまったく違うんです。自分に自信を持ってキラキラと輝く姿を見られることが、インストラクターとして一番嬉しい瞬間ですね」とMizukiさん。「お客さまから『今日来てよかった』と言っていただけると、その方の1日、そして人生にも良い影響を与えられる仕事だと実感します」
西海岸のブティッククラブを思わせる洗練された空間で、心と体の両方に働きかけるPilates K。Mizukiさんのような情熱あふれるインストラクターが、多くの女性たちの美しさを引き出し続けています。



