フィットネスクラブのインストラクターの資格は必須なの
フィットネスクラブで働くインストラクターに資格は必須ではありません。つまり、誰でもフィットネスクラブのインストラクターとして働くことができます。これは、いい事ばかりだと思いますが、意外にもデメリットもあります。
デメリットは、フィットネスクラブのインストラクターの質が保証されないということです。資格を必ず取得する仕事だと、その仕事を行う人は最低限の知識や技術が保証されます。フィットネスクラブのインストラクターは資格がなくてもいいので、インストラクターによって、かなりの知識や技術の差がどうしても生まれてきてしまいます。
必須ではないがあったほうがいい
資格は必須ではありませんが、ないよりは絶対あった方がいいです。なぜなら、資格があることで自分の知識や技術が保証されます。そのため、フィットネスクラブに就職する際に採用されやすくなります。なぜなら、どこまで知識や技術があるか分からない人よりも知識や技術が一定以上あると保証されている人を採用したいと企業は考えるからです。
また、資格を取得することで周りのフィットネスクラブのインストラクターと差別化することができるのも資格を取得するメリットです。
フィットネスクラブインストラクターのおすすめの資格は
フィットネスクラブインストラクターのおすすめの資格を紹介したいと思います。今回は、5つの資格を紹介したいと思います。どの資格が一番というわけではありませんが、自分に合った資格を取得しましょう。
NSCAーCPT
NSCAーCPTは、全米エクササイズ&コンディショニング協会が発行している認定パーソナルトレーナーの資格です。全米エクササイズ&コンディショニング協会は、世界でもかなり有名な団体です。
NSCAーCPTは教本もしっかりしているので、初心者の方でも取得しやすい資格です。受験資格としては18歳以上で、NSCAの会員であること、CPR/AEDの資格認定者の条件を満たしていればOKです。CPR/AEDの資格認定は少し難しいかもしれませんが、それ以外は比較的簡単に条件を満たすことができます。
NSCAーCSCS
NSCAーCSCSは、NSCAーCPTと同様で全米エクササイズ&コンディショニング協会が発行している認定ストレングス&コンディショニングスペシャリストの資格です。この資格取得者は、トップチームなどでストレングスコーチとして活躍している人がたくさんいます。
CPTと受験資格で異なることは、4年生大学卒業者、または大学4年生の卒業見込み者ということです。そのため大学を卒業する、したことがある人におすすめの資格です。
NASMーPES
NASMーPESは、全米スポーツ医学協会が発行している資格です。NASMの代表は理学療法士で、カリキュラムも医学的なものが多いです。
PESは、OPTという独自のトレーニングシステムをもちいて指導することができる資格です。オンライン上で勉強から試験まで完結できる資格なので、忙しい人でも取得しやすいです。
健康運動指導士
健康運動指導士は、公益財団法人健康・体力づくり事業財団が発行する資格です。生活習慣病など様々な人が抱える疾患を運動でサポートするための資格です。この資格取得者は、病院や福祉施設で多く働いています。
アスレティックトレーナー
アスレティックトレーナーは、日本スポーツ協会が発行している資格です。医学的な面から、競技特性まで幅の広い内容を学ぶため、合格率も低い資格です。そのためこの資格を取得すると、周りのフィットネスクラブのインストラクターと差別化することができます。
フィットネスクラブのインストラクターになるには、どうしたらいい
フィットネスクラブのインストラクターになる方法は2つあります。どの方法でもなることができますが、それぞれメリット・デメリットがあるので自分に合った方法でフィットネスクラブのインストラクターになりましょう。