ピラティスの資格を比較。流派とは?
どの流派もマットピラティスとマシンピラティスの両方の資格を発行しています。
マットピラティスとマシンピラティスをベースにしつつ、各団体において様々なメソッドや考え方を元にエクササイズを考案しています。
それぞれの流派や団体が発行する資格は、取得に必要な費用や知名度によって働く際の評価も変わってきます。
自分がどのようなピラティスインストラクターになりたいのかや目指すべき講師がいるのか、どのようなメソッドを学びたいのかに応じて流派を選ぶことが大切です。
資格取得にかかる費用も異なるのでその点も大きな比較・判断材料とするといいでしょう。
ピラティスの資格の種類を比較
各流派が資格として出している中にマットピラティスとマシンピラティスがあります。
基本的にはマットピラティスの資格から取得しマシンピラティスの資格を取得していきます。
流派や団体によってはマットピラティスとマシンピラティスの資格を両方セットで取得できることもありますので、必要に応じて取得をしてみてください。
マットピラティス
マットピラティスは皆さんが想像しているようなマットの上でピラティスを行うオーソドックスなピラティスです。
フィットネスジムやフィットネススタジオなどにてよくマットピラティスは行われています。
マットがあればどこでも行うことができますので、個人でスタジオ借りて行ったり、公民館でレッスンをしたり、自宅の一室で指導をしたりと幅広く活動をすることができます。
初めてピラティスの資格を取得する方はマットピラティスの資格から取得をしていくことになります。
マシンピラティス
マシンピラティスとはマシンピラティス専用の機械や器具を使用して行うピラティスのことです。
マシンピラティスはマットピラティスと異なり専用の機械や器具を使用するため、専用の施設を作るか、もしくは借りるか、小さな器具であればご自身で揃えたりして行う必要があります。
マシンを用いることにより難しそうに感じるかもしれませんが、専用の機械や器具を使用しておりますので、初心者の方でも安心してピラティスをすることができるという利点があります。
マシンピラティスの資格はマットピラティスの資格取得後に取得することになります。
取得を検討している方はマットピラティスと同時に受講することで比較的安価に資格を取得することが可能です。
オススメのピラティスの資格を比較してみよう
オススメのピラティスの資格を下記にまとめています。
・BASI Pilates(バシピラティス)
・PHIピラティス
・Peak Pilates(ピークピラティス)
・STOTT PILATES(ストットピラティス)
・Balanced Body(バランスドボディ)
・JAPICA日本ピラティス指導者協会
・PoleStarPilates(ポールスターピラティス)
各流派や団体によりメソッドが異なりますので、どのようなメソッドを学びたいかを探してみてください。
BASI Pilates(バシピラティス)
BASIピラティス養成講座では、医療の分野に特化しておりピラティスの伝統的なピラティスの医療的なメソッドをになっています。
医師をはじめ理学療法士や看護師、作業療法士、カイロプラクティックなどの医療系の仕事をされている方向けの医療従事者向けのコースなどもあり、医療分野の専門的な内容も学ぶこともできます。
スポーツ選手やダンサーの方たちも養成講座を受講しており、幅広い分野に取り入れることができます。
PHIピラティス
ピラティスの講座の中でもリハビリテーションとコンディショニングを中心としたメソッドの流派となっています。
リハビリとして活用をすることのできるピラティスからトップアスリートのコンディショニングの調整にも応用できる機能改善やパフォーマンスアップもサポートする知識を学ぶことができます。
サッカー日本代表のトレーニングにも活用されており、アスリートの業界でも認知度も高い資格となっており、アスリートにもピラティスを指導したい人にはオススメです。
Peak Pilates(ピークピラティス)
ハイクオリティーのピラティスプログラムを目的に構成されており、大切な指導方法をはじめ、適切な身体の使い方や解剖学、運動生理学などの人体に関する基礎知識をしっかりと身につけることができます。
一般の方をはじめ、セレブやアスリートの間でもピークピラティスの流派が流行っており、人気の資格でもあります。
ピークピラティスはアメリカで多くあるピラティスの資格の中でも有名な団体でピラティスの資格の各基準を取りまとめている団体のスポンサーでもあります。
STOTT PILATES(ストットピラティス)
ストットピラティスではピラティスの創設者であるジョセフ・ピラティスの考えを中心として、解剖学的な観点も取り入れ怪我のリスクを避け、強さ・柔軟性・持久力を追求する事をメソッドとしたピラティスを行っております。
一般の方からリハビリが必要な方、スポーツのパフォーマンス向上を目的としている方、プロのアスリートまで、一人一人の身体、目的に沿ったプログラムを提供しているのも特徴的です。