掲載日:2021年03月24日  更新:2023年12月06日

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主婦でも栄養士の資格は取れる?資格の取り方をご紹介

主婦の方でも栄養士の資格は取れるのか、ご紹介いたします。

栄養士とは?主婦の資格の取り方とは?

栄養士とは栄養面から健康な食生活をアドバイスする仕事です。
給食センターなどでは大量調理の技術を必要とされるほか、衛生面や発注や在庫管理など色々と必要になってきます。
主婦の方で料理をする機会があったり、家族に栄養面から専門的な知識を持ってサポートすることができるので生活の中でも資格を取得することできっと役に立つでしょう。
主婦の方が栄養士の資格を取得する方法を詳しくご紹介していきます。

主婦でも取れる栄養士の資格の取り方がわからない。そもそも資格は必要?

栄養士になるには資格が必要なのでしょうか。資格がなくても栄養士として仕事はできるのでしょうか。
答えは、栄養士になるには資格が必要です。毎年2万人以上資格の取得をしています。
栄養士の資格を取得するには決められた修了課程があるので次で紹介していきます。

主婦こそ資格取得に向いている!栄養士の資格の取り方

栄養士の資格を取得するためには、厚生労働大臣が指定認可した栄養士養成施設に入学して卒業する必要があります。
夜間学校がなく、全て昼間の学校なので、主婦の方にも向いている時間帯と言えるでしょう。残念ながら通信学校や夜間の学校は認可されていないので栄養士の資格を取ることはできません。

栄養士養成施設には4年制の大学・3年制の大学・2年制の大学・また専門学校があります。
それぞれの学校を卒業しても全て同じ栄養士の資格となります。

主婦の栄養士の資格の取り方

さて、主婦の方に適した資格の取り方はあるのでしょうか?
おすすめの資格の取り方をご紹介します。

栄養士養成施設に通う

先ほどご紹介したように、栄養士養成施設には4年制の大学・3年制の大学・2年制の大学・また専門学校があります。
それぞれの学校を卒業しても全て同じということは、忙しい主婦の方でしたら、できるだけ早く最短で資格を取得する方がいいかもしれません。

しかし、それぞれの学校にはそれぞれの特色があり、学べるカリキュラムも様々です。もしゆっくり学べる時間がある場合は、自分が目的としている仕事内容と照らし合わせて学校選びをすることをおすすめします。
給食センターで働きたい人には大量調理を実習として経験できる学校もあります。

さらには、プラスとして持っていた方がいい資格も同時に目指せる学校もあります。ご家庭や目指す生活の理想に合わせて学校選びをしていきましょう。

基本的に学べることは、以下の内容です。

・栄養指導論
・給食管理
・食品加工学
・調理学実習
・臨床栄養学

基本的にこれだけ学ぶことはたくさんあるので、しっかり調べてみましょう。

オンラインで資格は取れない

主婦の方は在宅で取れる方が便利かもしれないのですが、オンラインで資格を取ることは現状はできません。
通信で勉強ができるところも探せばあるかもしれませんが厚生労働大臣の認可指定されたものではないので、栄養士の資格を取得することはできません。

主婦の栄養士の取り方はわかったけど、その後の活躍の場は?

栄養士として資格を取得をしたあとは、どのような就職先があるのでしょうか?
代表的な仕事場をいくつか紹介していきます

給食センター

知識給食センターでは、栄養士が栄養管理を行います。
給食は成長過程にある年代が対象となるので、成長に必要である栄養を計算したり、献立を作成します。
そのほか、食材を発注することも栄養士の仕事です。
調理場では、徹底した衛生管理が必要になりますが、その衛生管理をするのも栄養士です。
しっかりと勉強した専門的な知識を十分に発揮できる仕事場といえるでしょう。

病院

病院でも栄養士は働くことができます。
しかし、怪我や病気で療養している人に対しての指導は管理栄養士の仕事になります。
栄養士として、一定の実務経験を経て管理栄養士を目指すことも可能なので、
栄養士の資格を取得してから、もっとより専門的なスキルを目指したい場合は管理栄養士の資格取得に挑戦するのもいいかもしれません。

福祉施設

福祉施設には特別養護老人ホームやショートステイなどと、色々な形があるので、
それぞれの施設に合わせた食事のサポートが必要になります。
施設には色々な方がいるので、食べるのが困難な方には、その人に合わせた栄養面のサポートやメニューの作成が必要になります。

きざみ方や、減塩食なども知識が必要になるので、栄養士の腕の見せ所です。

主婦がオンラインでも取り組める栄養士のような資格の取り方は?

栄養士の資格はオンラインでは難しいのですが、
どうしても在宅での資格取得を目指す場合は似たような資格を取得することができます。

栄養士に似た、食事に関する資格をいくつかご紹介します。
どれも食生活に活かせる資格なのでおすすめなものです。

食生活アドバイザー

食生活に対して総合的に健康な生活を送るためのアドバイスができる資格です。
栄養素の働きから運動や休養まで幅広く学習します。
病気と食事の関係や行事や調理、テーブルマナーを学びます。

食品学・衛生管理・食マーケット・社会生活に理解を深め、
食を取り巻くスペシャリストとして提案し、アドバイスを行うことができます。

薬膳コーディネーター

薬膳とは中医学に基づいたもので、病気を未然に防ぐための食事が薬膳です。
食事を通して食事の意味を理解して料理のレシピを考えていきます。

漢方のイメージが強い薬膳ですが、生姜なども薬膳として多く使われる食材です。
陰陽の法則を理解して季節に合わせて薬膳レシピを作成することで、体調のバランスを整えることができます。
東洋医学の知識も同時に深めることができるので薬膳コーディネーターの資格を取得することで
さまざまな場面でアドバイスやコーディネートをすることができます。

普段は捨てていたような食材の根っこもお茶にすることで薬膳としての効能があることもわかるので
そういった日常生活での知識が楽しくなってくるのではないかと思います。
漢方茶も自分で作ることだってできるのです。
こちらも通信で取得することが可能で、自分のペースで取得できるので主婦の在宅学習には向いています。

フードコーディネーター

フードコーディネーターは3級から1級まであります。
食に関しての基本から応用までを学ぶことができます。

主な内容としては、食品メーカー商品や観光業の食へのプログラムなど食の開発が仕事になります。
開発だけではなく、食を演出することもできるようになります。
空間をコーディネートしたり、イベントを行ったり、写真撮影をコーディネートすることもできます。
もちろん料理教室を開催したり、レストランで働いたり、色々な場面で活躍することができるでしょう。

独学で取得することも可能ですが、通信や学校での取得をすることが可能です。
半年で取得することもできる資格ですが、独学では時間がかかってしまう場合があります。

もし余裕があるのであれば通信で学ぶか学校で勉強することをおすすめします。

まとめ

いかがでしたか?
栄養士の資格の取り方には様々な形があり、主婦でも資格取得を目指すことができることがわかりました。
家族のサポートをしたり、仕事をしたりと色々な活かし方があります。
栄養士の資格を取得することで、食材選びから添加物の危険性など色々な知識を身につけることで、
メニュー作りや健康のサポートが楽しくなるでしょう。

専門的な知識を身につけることで自身がつき、仕事へのやりがいにつながります。