掲載日:2021年06月13日  更新:2023年12月06日

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世界を応援!アスリートを支えるスポーツマッサージ資格

スポーツマッサージ資格についてご紹介します!

アスリートマッサージとはどんな仕事?資格は必要?

アスリートマッサージとはどんな仕事でしょうか。主にスポーツ選手のコンディションの維持、疲労回復や運動機能向上を目的に施術されるマッサージとなります。このアスリートマッサージと通常私たちが受けるマッサージとの違いはあるのでしょうか。またアスリートマッサージ師としての専門的な資格にはどんなものがあり、それら資格の必要性なども見ていきたいと思います。

アスリートのためのスポーツマッサージ、アスリートマッサージについて

アスリートマッサージはアスリートのパフォーマンス向上、けが予防などを目的としたスポーツマッサージです。競技前後、競技中に怪我の予防や疲労回復、パフォーマンス向上などを目的にしたマッサージです。

アスリートマッサージをするにはどんな資格が必要?

スポーツマッサージを行うには、プロのスポーツ選手を相手にマッサージを行い、ケガをしたり故障をした場合には治療やサポート、回復や向上のための指導・トレーニングをしなくてはなりません。よって、スポーツマッサージをするための資格や経験などにどんな資格が必要かという点は計り知れないものです。絶対に必要な資格などはなく、スポーツマッサージをするための国家資格もありません。簡単にいうと、誰にでもなれるチャンスはあるが、たやすくできるものではない。具体的にどんなことをすれば良いのかを解説します。

アスリートマッサージに必要なこと

アスリート、プロのスポーツ選手をマッサージすることはもちろん、ケガや故障をした場合の治療やサポート、復帰のための指導やトレーニングなどが必要です。コンディショニングといおう観点から筋肉だけでなくリンパ液や血液、神経や穂ねにも効果的な影響を与えるような様々な手法が必要となります。

取っておくべき資格について

アスリートマッサージに学歴などは必要ありません。また必ず取得必要資格も国家資格などもありません。誰にもなるチャンスはあります。ただし、アスリートへのマッサージには不可欠な解剖学や生理学などの知識は必須となりメディカル系の職業になります。鍼灸マッサージ師や柔道整復師の資格について学べる学校にいくことをお勧めします。マッサージに必要な按摩マッサージ指圧師、アスレチックトレーナーやスポーツトレーナーと言った資格を併せて持っておくといいでしょう。

アスリートマッサージを施術する上で必要な知識やお勧めする資格について

ここではアスリートマッサージとして活躍するために取得したほうがいい資格について具体的にお話します。

アスリートをマッサージする上で、通常のマッサージ師とどのような違いがあるのか

鍼灸マッサージ師や、柔道整復師は国家資格なので専門学校に通う必要があります。ここでようやく通常のマッサージ師として施術ができますが、アスリートやプロをマッサージする専門的な施術には骨や筋肉が正常に可動するかどうかなど身体を見る力が必要になります。そのためマッサージの知識にプラスして専門的な技術や知識を備える必要があります。

通常のマッサージの知識や技術にプラスして専門的な知識とは?

スポーツの場で活躍するアスリート達の現場では怪我の予防や応急処置、リハビリ指導などその時々の需要に併せた医療系国家資格レベルの知識が必要になります。例えば、打撲や捻挫や骨折の回復を目的とした処置ができるように柔道整復師レベルの知識。血行を良くしたりコリをほぐす按摩マッサージの知識、鍼灸で心身のバランスを整えることができる鍼灸師など。もちろん、スポーツ選手の身体について基本的な知識が必要になるためアスレティックトレーナーなどの専門的な知識が必要となります。こちらは民間の資格にはなりますが、アスリートを見る上では大きな知識の一つとして持っているとに立つ資格になります。

アスリートマッサージをする上で勧める資格について細かく見てみます

これまでご紹介してきたように、特別な資格はありませんが、取得しておいた方がよいと思われる資格についていくつか挙げてみたいと思います。

柔道整復師

柔道整復師は接骨院の先生やスポーツトレーナーとして怪我の対応や健康をサポートする専門家です。骨・関節・筋肉・腱・靭帯などに急性的に起こる怪我に対して手術をせずに専門的な治療を行います。スポーツの現場では怪我の防止やスポーツの現場に戻るためのサポートなどが求めれるため必要と言えるでしょう。「柔道整復師国家試験」に合格する必要があり、試験受験条件には専門学校や大学の卒業などが求められます。認定試験に合格し卒業する必要があります。

鍼灸師

鍼や灸を使って刺激を与えることで自然治癒力高め、病気の改善や予防といった健康回復を行いスポーツの現場でも活躍する専門職です。アスリートが疲労回復やけが予防、回復などで受けることも多くマッサージ師として知識を持っているほうが良いと言えます。各学校で養成課程を修了することで国家試験の受験資格が与えられます。

按摩マッサージ指圧師

按摩・マッサージ・指圧ができる専門職です。「マッサージ」と言われる施術をする上では原則この資格を持っていないと「マッサージ」と称した施術は行えません。アスリートは大半、大小さまざまな痛みをスポーツの現場で抱えています。その緩和やケアのためにマッサージ技術を行う上ではとても重要です。他の国家資格同様、按摩マッサージ指圧師の専門学校に通い受験資格を得ることができます。

日本体育協会公認・アスレティックトレーナー

アスリートの身体を施術する上ではもちろん、競技についての知識やスポーツトレーナーとしての知識が必要になります。アスレティックトレーナーの資格は各協会認定の民間資格が発行されています。日本体育協会公認・アスレティックトレーナーの資格も民間資格ですが、スポーツトレーナーを目指す人にとっては非常に有名な資格であい、アスリートマッサージをする上でも非常に重要な知識の一つとなります。日本スポーツ協会認定の専門学校へ通い資格を取得することができます。またスポーツの現場を知る上で役に立つ資格や知識はこの他にもさまざまあります。

まとめ

「アスリートマッサージ資格」と名乗るような資格はありません。そしてマッサージする上で必須の資格も絶対に必要なわけではありません。しかし、アスリートの身体を触るという観点から、アスリートと一般の人たちとの身体の違いはもちろん、競技を続ける上での身体づくりなども理解する必要があり誰にでもなれるチャンスはありますが、誰にもできるわけではなく、国家資格同様の知識は必ず求めれます。そしてそれ以上にスポーツについて知識なども持ち合わせる必要があります。一つでも多くの関連資格や国家資格を持っていると信頼も得ることができ何よりの証明になります。