掲載日:2021年11月20日  更新:2021年12月19日

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NSCAってどんな資格?トレーナーの資格の取り方とは?

NSCAの資格をご紹介する前に、まずはトレーナーの仕事内容を見ていきましょう。専門職なトレーナーの仕事ですが、やはりトレーナーになるには資格は必須なのでしょうか?

NSCAの資格を取る前にトレーナーとは?

NSCAの資格を取るトレーナーはとても多くいますが、
トレーナーとは一体どんな仕事を指すのでしょうか。
NSCAの資格をご紹介する前に、まずはトレーナーの仕事内容を見ていきましょう。

トレーナーの仕事は、指導相手にトレーニング指導や生活面のアドバイスなどをおこないます。
スポーツクラブでは、マシンの使い方の説明を行ったりメンテナンスをして安全管理を徹底します。
トレーナーは、怪我をしたり事故が起こらないようにしっかり責任を持ち指導する必要があります。
そのため、緊急時にテーピングやアイシングなどの応急処置ができるトレーナーも多くいます。

さて、そんな専門職なトレーナーの仕事ですが、やはりトレーナーになるには資格は必須なのでしょうか?

トレーナーに資格は必要?

驚かれるかもしれませんが、トレーナーとして活動をするうえでに必要な資格は特に存在しません。

しかしトレーナーとして仕事をするには、基礎的な知識が必要になります。
資格を取得する中で、必要な知識や指導方法を身につけることができるので、資格を取得するほうが活動に有利です。

さらに資格をもつことで、自分の実力を目に見える形で証明することができるので、
信頼をしてもらいやすくなり就職などにも役立つでしょう。
資格はひとつだけでなく、様々な資格を取得して掛け合わせることでより専門的な指導を行うことが可能になります。
ぜひ、資格の取得をすることをおすすめしたいです。

ここからは有名な「NSCA」の資格についてご説明していきます。

NSCAってなに?トレーナーの資格

NSCA(National Strength &Conditioning Association)は、
「スポーツの成績とフィットネスに関連するストレングスについての専門的意見交換を促進し、会員の団結を図る」
という理念のもと、1978年にアメリカで出来た団体です。

1991年にはNSCAジャパンが日本で設立されました。
NSCAの資格は沢山あるのですが、その中でも「NSCA-CPT」「NSCA-CSCS」だけは日本語対応をしているの資格です。
ですので、英語がわからない日本人でも受けることができます。
両方とも、スポーツ業界ではとても有名な資格ですのでトレーナーとして活動する際に役立つでしょう。

トレーナーに NSCAがおすすめな資格な理由

NSCAの資格は日本だけでなく世界で認められており、世界5万人程がNSCAの資格を取得しています。
トレーナーとして活動をするうえで、この資格を取得していると、どのくらいの知識と実技能力があるのか目に見えた形で信頼してもらうことができます。
就職やお客様の獲得にも役立ちますし、もし海外での活動を視野にいれている場合は、NSCAの資格なら海外でも受け入れてもらいやすくなるでしょう。

NSCAの資格を取得してトレーナーに活かそう

NSCAの資格ではNSCA-CPT とNSCA-CSCSが日本語で受けることが出来る資格となります。
それぞれ指導相手や指導内容が異なっているので、将来目指している活動場所に必要な資格を取得するようにしましょう。

NSCA-CSCSの資格

CSCSは、ケガの予防とスポーツのパフォーマンスを高めることを目的としており、
指導するのは主にスポーツチームやプロのアスリートです。

実は2020年から大阪なおみさん専属ストレングス&コンディショニングトレーナーとして全米オープン、全豪オープンの優勝に導いた中村豊日本オリンピック(JOC)の強化スタッフのトレーナーをされている泉建史さんもNSCA-CSCSの資格を持っています。


しかしながらトレーニング以外にも選手の生活面やメンタル面まで広範囲からサポートし、最大限にパフォーマンスを発揮できるように指導をおこないます。

もちろん、スポーツチームやアスリート以外にもフィットネスジムやスポーツクラブで勤務する人もいます。
スポーツクラブ側もこのCSCSの資格をとても重要視しているので就職に役立つでしょう。
次に紹介するCPTよりも難易度が高いの上位資格です。
ですので、この資格を持っているだけでも価値は高くなります。

NSCA-CPTの資格

CPTを取得することで、トレーニング指導にかかせない健康や医学的な専門知識を身に付けることができます。

CSCSは、主にアスリートの指導になりますが、このCPTは年代や性別を問わずに様々な人を対象に指導をおこないます。

トレーナーはNSCAではCSCSとCPTどちらの資格を取得した方がいいの?

CPTの資格は、フィットネスジムやスポーツクラブで勤務する人におすすめです。
また、この資格を取得して整体師として仕事をする人も多くいます。

一方CSCSの資格はアスリートなどスポーツ選手やチームをサポートする仕事に就きたい人におすすめです。
もちろんスポーツクラブなどで勤務する人にもおすすめな資格です。
さらに、内容はCPTの資格に比べると難しくなっていますが、CSCSを取得している人のほうが少ないので価値は高くなります。

自分がどのような仕事をするかによって、どちらを取得するか決めてください。

NSCAのトレーナになるための受験資格は?

資格のそれぞれに受験できる条件があります。
同じNSCAの資格ですが、それぞれ少しずつ異なった条件になっています。
自分が受験資格に該当するか参考にしてみてくださいね。

CPTの受験資格

・試験を受験するときに18歳以上で、高等学校卒業以上の方、高等学校卒業程度認定試験を合格している方。
・NSCAの会員であること。
・資格を取得する出願時にAEDやCPRの資格を持っていること。

と、比較的に受験資格のハードルは低くなっています。
他の資格の中でも受験しやすく、さらに有名な資格なのでぜひ挑戦してみてください。

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