掲載日:2023年02月13日  更新:2023年02月07日

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フィットネス・スポーツ業界のDX研究④STORES予約

DXによる、LINE連携、Google連携で 定着力と集客力を高める

DXで、お客さまとのコミュニケーションの機会を拡充

STORES予約は、2014年にCoubicとしてリリースされて以来、フィットネス事業者の間でも活用が進み、コロナ禍に入って、オンラインレッスンの浸透とともに、ユーザーが急増した。ヨガスタジオや、個人事業主によるオンラインレッスンに広く活用されたことに加え、コロナ禍中も増え続けている、個室パーソナルジムでの導入も進んでいる。STORES予約の強みは、予約機能だけでなく、決済に連動したシステムで、初期費用もかからず、決済手数料のみから利用が開始できるところ。個人事業主でも導入しやすく、決済も、都度払いや回数券、月会費など、フィットネスシーンで利用されているさまざまな支払い形態に対応していることから、DXを進めやすい。

予約管理、売上管理の業務を効率化できることで、フィットネス指導者にとって、お客さまとのコミュニケーションにかけられる時間が増え、顧客数や継続率を高めることにも繋げられる。STORES予約では、2022年夏にLINEと連携し、お客さまと日常的にコミュニケーションをとり、フィットネスをはじめたり、継続することをサポートできる環境が強化された。お客さまの多くが日常的に利用しているLINEから、レッスンの予約ができ、予約前日のリマインド通知もLINEに届くので、気づきやすい。指導者からもLINEで連絡がとれるので、移動中などの隙間時間にも、気軽にタイムリーにお客さまとのコミュニケーションがとれることになる。

ジム経営のDXで、競争力を高める

パーソナルジムが増える中、STORES予約がGoogleカレンダーと連携し、ジムの稼働率を高めるマーケティング機能も注目されている。STORES予約のシステムで管理しているジムの空き時間情報が、Googleカレンダー上に共有され、Google上でも予約受付ができるようになっている。さらに、レンタルジム検索サービスの「ジムカリ」や、「THEPERSON」、レンタルスペース予約サイトの「スペースマーケット」をはじめ、各種のプラットフォームもGoogleカレンダーとの連携に対応していることから、事前の登録は必要だが、Googleカレンダーを介してこれらすべての検索サービスで予約を受け付けることが可能になる。また、「Googleビジネスプロフィール」との連携にも対応しているので、ジム情報を登録することで、Googleの検索結果に、ジムの情報や位置情報とともに予約ボタンやSTORES予約で受け付けたレビュー情報を反映することができ、潜在顧客とのタッチポイントを強化することができる。

パーソナルジムをオープンするうえでの一つのリスクに、固定費としてかかる家賃負担があり、これまでは、ジムオーナーが販促策を講じて集客し、稼働率を高める努力が必要だった。STORES予約を利用することで、オンラインでのタッチポイントを増やすことができ、リスクを大きく軽減できるようになっている。また、売上向上面でもジム経営をサポートする。STORES予約を運営するSTORES株式会社では、ネットショップと連携するPOSレジアプリ「STORESレジ」や、独自の店舗アプリを作成できる「STORESブランドアプリ」なども提供しており、今後それらのサービスを連携させることで、小規模事業者の多岐にわたる業務の効率化とともに、パフォーマンスの最大化を実現するサポートをしていく。

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