掲載日:2023年07月13日  更新:2023年06月15日

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動きを制御している神経プログラムをリセットして生まれながらに持っている強さを目覚めさせる

オリジナルストレングス

オリジナルストレングスは、「人間が生まれながらに持っている強さを目覚めさせる」ことをコンセプトにしたムーブメントシステム。

人は大人になるまでにさまざまな動きを習得したり、日常の動きを習慣化するなかで、本来身体が持っている反射的な動きが抑制される。それにより運動機能が弱まり、姿勢が崩れ、動きにくい身体になってしまうこともある。

その身体を本来あるべき状態に戻すべく神経学的に身体をリセットすることで、人間が持って生まれた設計図に立ち戻り、本来持っている力を取り戻すことができる。パソコンがフリーズしてしまったときに、OSを初期化するとサクサク動き出すイメージだ。

その特長について、日本初のオリジナルストレングス認定インストラクターとして、指導者育成にも携わっているトラビス・ジョンソンさんは、こう説明する。
「オリジナルストレングスとは、最もシンプルで実践的に応用できる動きの回復システムです。すべての動きの基礎となるものであるため、あらゆるタイプのトレーニングや活動を補足することができます。私たち人間の神経系に生まれながらにして備わっている本来の動きのテンプレートにアクセスをすることで、年齢や健康状態に関わることなく、誰もが『本来持っている強さ=オリジナルストレングス』を回復することを可能にします。オリジナルストレングスは、動きにおける予測的かつ反射的な能力である『反射的な強さ』をスタビリティ、モビリティ、ストレングスの調和の中で発揮できるものでもあります。この『反射的な強さ』が私たちを制限なく最適に動かしてくれるのです」

具体的には、人が生まれてまず行う「呼吸」を自然に行うことからスタートし、子どもの発達段階に出現するポジションや動きを体感することで、本来人に備わっている運営システムを回復させていく。寝た状態から、寝がオリジナルストレングスとは健康&フィットネス業界で20年近くの経験を持つティム・アンダーソンが2006年に開発。これまでに14ヶ国、約 4,000名の認定者がいる。

もともと消防士としてトレーニングを積んでいたアンダーソンさんだが、ケガをすることが多かった経験から、毎朝気持ちよく目が覚めて動きやすい身体づくりを追求。発達理論なども研究するなかで到達したムーブメントシステムである。えりを打ち、四つん這いになる過程の中で、皮膚からの感覚入力や、視覚からの感覚入力を再現し、前庭系への刺激を提供し、身体が反射的に姿勢や動きを修正する本来の機能を引き出していく。

「人間の身体は、本来、死ぬまで動き続けられるものとしてつくられていて、適切な環境にいれば、有機生命体として治癒できるようにつくられています。オリジナルストレングスは、何歳になっても、障害があっても、その人のGood – Better – Best を目指して、生まれながらに持つ強さを取り戻すことができるという楽観的なエクササイズで、高齢者の機能改善や、障害を持つ方の機能回復のエクササイズとしても、活用が広がっています」

オリジナルストレングスとは

健康&フィットネス業界で20年近くの経験を持つティム・アンダーソンが2006年に開発。これまでに14ヶ国、約 4,000名の認定者がいる。もともと消防士としてトレーニングを積んでいたアンダーソンさんだが、ケガをすることが多かった経験から、毎朝気持ちよく目が覚めて動きやすい身体づくりを追求。発達理論なども研究するなかで到達したムーブメントシステムである。

トラビス・ジョンソンさん Travis Johnson

Kinetikos取締役日本に3人しかいないグレイインスティテュート公認フェローの一人。ホリスティックな健康、機能解剖学、コンディショニングに関する分野の指導者として、数々のワークショップを提供。日本で唯一のオリジナルストレングス認定指導者。DVRTマスターインストラクター、TRX公認コースインストラクターなどとしても、指導者育成に携わっている。

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