掲載日:2021年03月24日  更新:2022年03月27日

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社会人が栄養士の資格を取得する方法

社会人が栄養士の資格を取得する方法をご紹介いたします。

栄養士とは?社会人でも資格取得している人はいるの?

みなさん栄養士というと何をイメージしますか?
多くのかたが、給食センターの方々を思い浮かべるのではないかと思います。
しかし、栄養士の仕事はそれだけではありません。

栄養士とは、個人や集団に対して栄養面から健康な食生活をアドバイスする仕事です。
栄養士の資格を取得することでプロフェッショナルとして色に関する色々な場所で活躍することができます。

さて、栄養士の資格を社会人でも取得している人はいるのでしょうか?
答えは、「社会人でも栄養士の資格を取得している人はいる。」です。

もちろん、働きながらの資格取得はとても簡単だとは言えないと思いますが、
社会人で資格を取得している人はたくさんいますし、社会人が取り組みやすいようなプログラムを組んでいる学校もあります。

栄養士の資格を取得することでのメリットはたくさんありますので、
自分の働き方や生活環境に合わせて学習できるように資格取得を目指していきましょう。

栄養士の資格を取得して行う主な仕事内容は?社会人でもできる?

食育指導

2005年に制定された法律により、食育が推奨されています。
保育園や小学校でも食への正しい知識を身につけて食に対しての興味を持ってもらうための
食育に関する授業なども多くなってきました。

これも栄養士が仕事として行うものです。

栄養指導

現代の社会生活において生活習慣病なども増えてきました。
健康意識が高まるなかで、正しい健康への知識が求められるようになっています。

栄養士は健康な人でも、その対象の人の状況によってアドバイスや献立、調理の仕方も変わってきます。
的確に判断してその人の健康をサポートしていくのが仕事です。

献立作成

栄養士は栄養バランスを考えながら、給食の献立を作成していきます。
栄養面だけでなく見た目の彩りや食べることの楽しさや喜びをもたせられるような献立作成をしなければなりません。
そして、献立作成はメニューの作成だけではなく原価の計算や発注などもしなければいけないのです。

食物アレルギーのある人もいるので代替食に切り替えたりと必要に応じて対応をしていきます。

衛生管理

栄養士は、衛生面でもしっかりと仕事をする必要があります。
調理場で異物が混入したり食物アレルギーへの不注意から命の危険に晒してしまうことがあるので、
しっかりと衛生管理に努めなければなりません。

衛生や安全の知識をもつプロフェッショナルとして細心の注意を払う必要があります。

発注

栄養士は原価や予算を考えて、献立に沿って発注していきます。
仕事場所によっても、食べる人数や持てる在庫も変わってくるので管理能力が必要になるのです。

調理

栄養士は一人で仕事をする人もいるかもしれませんが、調理師たちと一緒に働く人も多いかと思います。
その時に指示を出すのが栄養士の仕事でもあります。

その職場の需要にあった調理の仕方などを指示したり、大量調理の場合は時間との戦いになるので的確な判断が必要です。
保育園などで、おやつを手作りで作っている栄養士もいます。

栄養士には資格が必要?社会人でも資格取得可能か

栄養士には資格は必須です。
栄養士という資格がない場合は栄養士として活動することはできません。

栄養士になるには、厚生労働大臣が認可している指定校で資格を取得する必要があるのです。
ですから社会人として、学習を進めながら学校に通う必要があります。

もし栄養士の資格を取得する時間がない方は、
食生活に関わる通信講座などで似たような資格を取得できるのでおすすめです。

社会人が栄養士の資格を取得するには

先述したように、栄養士の資格を取得するには厚生労働大臣が認める指定の栄養士養成施設に通う必要があるのです。
そのためには、学校に通うための時間が確保できなければなりませんので、
生活環境と相談して学校選びをしてください。

その上で、自分の目標に合わせた学校選びが大切になります。
学校によっては、必要最低限の栄養士の資格を取得する学習以外にも、プラスで必要な資格も同時取得を目指せたり、
実技に特化したデモンストレーションを重視している学校もあります。

働きながらの学習はとても忙しくなると思うので、自分の学習時間を考慮しながら学校選びをしてください。

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