掲載日:2021年06月18日  更新:2021年10月07日

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NEXT AWARD トレーナー・インストラクター オブ・ザ・イヤー 2010

フィットネス業界の発展に力を注ぐ指導員を表彰する『トレーナー・インストラクター・オブ・ザ・イヤー』がついに決定!各受賞者およびその活動内容を一挙紹介。

長くピラティスを続けていただくために

スタジオオープンから約半年が経ち、現在の課題は、集まってくれた生徒さんやインストラクターが、これからも長くピラティスを続けられる環境づくり。櫻井さんの頭には、実現したいスタジオのイメージが鮮明に広がっている。

「ピラティスの本当の良さがわかるのは、はじめてから半年、1年が経ったころから。スタジオもちょうど半年を迎えたので、再度体制を整えて、スタッフ対お客様、お客様同士のコミュニケーションの強化や、カルテなどで、お客様お一人おひとりのフォローやケアも強化したいと考えています。レッスン内容のさらなる充実化を図り専門性も高めながらも、お客さまにとっては親しみやすく『居心地の良い場所』、『来ると元気になれる場所』を目指します。これまで思い描いてきた理想のスタジオを実現させながら、私も一生ピラティスを学び続け、伝えて行きたいと思います」

櫻井淳子さん(36) Junko Sakurai
PILATES BODY Studio代表。国立東京農工大学・応用生物科学科出身。メーカーの研究開発やシステムエンジニアとして働いたのち、寿退社。妊娠中からひどい体調不良に悩まされ、産後ピラティスに出会う。養成コースに通うことをご主人に認めてもらうべく3ヶ月間育児の合間を縫って、毎日家で練習し、養成コースへ。長男が幼稚園に進むと同時にインストラクターとしてもデビュー。現在に至る。Peak Pilatesフル認定、FTPマットピラティスインストラクター、他認定も多数。

受賞理由
育児をしながら養成コースに通い、深夜まで勉強と練習に明け暮れ、今では静岡にピラティススタジオをオープンし、養成コースもスタートさせるという行動力と、静岡県沼津市という土地で、着実にピラティスの良さを伝え続けてきている実績が高く評価された。


MustItem
のど飴。以前に喉を痛めてしまい、レッスンができなくなったことをきっかけに、必ず持ち歩くように。特に、蜂蜜(マヌカハニー)ののど飴は、抗菌作用もあり風邪予防にも。お客さまからも、「先生の声が好き!」と言われることもあり、ケアを心がけている。

写真
①スタジオオープンの日。たくさんのお客様や、スタッフ、友人がかけつけてくれたことに感動。本当にチャレンジして良かったと、それまでの苦労が吹っ飛び、絶対にみんなに喜んでもらえる素敵なスタジオにして行こうと新たに決意に。

②ご主人に養成コースに行くことを認めてもらうために、3ヶ月間毎日続けたピラティスの記録。その後、ご主人の就業後に子どもを預け、自宅から1時間半離れたピラティススタジオの養成コースで学ぶ。深夜に勉強と実技練習を続け、デニムのサイズも2サイズダウン。

③子どもが入園すると、自分でHPを作りピラティス教室を開催した。「一人でも私のレッスンを受けに来て下さる方がいる限り、心を込めて精いっぱいレッスンを行う」という気持ちは、今でも変わらない。子育てをしながらピラティスのレッスンを受けることに苦労した経験から、親子クラスも開催しキャンセル待ちの人気クラスとなった。

④子どもとも一緒にピラティスをすることもたくさん。子どもの成長とともに、自身のピラティスも成長してきた。

⑤ピラティスですっかり心身ともに健康を取り戻し、忙しい合間に時間を作っては、できるだけいろんなところにお出かけするように。体調不良で寝たきりだった生活から一転した。

⑥勉強すればするほどピラティスの魅力に入り込み、ピラティスの旅を一生続けて行こうと心に決める。ピラティスを通してのたくさんの出会いも宝物に。

櫻井さんのこれまでの仕事人生グラフ

インストラクター部門 優秀賞 三木侑平さん